mixiユーザー(id:66528125)

2018年09月29日20:50

870 view

生涯独身を20歳過ぎて覚悟

■大人の「実家暮らし」は、甘えなのか? 都会の“独身”たちの実情
(TOKYO FM + - 09月29日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5309847

自分の親見てたら『結婚=幸せ』とか『結婚=将来の為』とは思えなくなった。
だから独身を覚悟。

実家からはとっくに出た。
というか親捨てて逃げた。

※長文注意

物心付いた時から虐待生活。
親父が人間のクズ。
中小企業の社長だったが、社長で金も権力もあるから何しても良いと思ってるクズ。
ギャンブルや女遊び、毎日のように遊び歩いてた。

その遊びが上手く行かなければ妻子に八つ当たり。
八つ当たりの暴力は毎日あった。

母はいつの間にかクズ親父の金魚のフンと成り下がって子供が理不尽に殴られても我関せず。
子供が悪いから…と言うだけ。

しかも母も加担。
暴力ではなくて何日も食事抜きとか、無理難題なルール強いて守れなかったらクズ親父にチクってた。
クズ親父は“しつけ”と言う大義名分が出来て子供をサンドバッグに出来る。
母はクズ親父に取り入る事が出来る。
子供をサンドバッグや生贄にすれば万事解決。

そして母は子供をアクセサリー扱い。
たくさんの習い事をさせた。
子供が優秀有能ならママ友からの評価も高くなる。
自己評価UPの道具、母の品格を上げる為のアクセサリーだ。
だが、上達しなければアクセサリーではなくただのゴミ。
母に首絞められて殺されかけた事もある。
理想通りにならない、アクセサリーにすらならんゴミは要らない。

そんな家で育った。

12歳の時、クズ親父の会社が倒産して借金積んだ。
母は手のひら返し。
金のないクズに用は無いと言わんばかりに離婚届を出した。

クズ親父とクズ母、どちらに付いて行くか決めろと迫られた。
クズ母の方がマシだったからクズ母に付いて行った。

クズ母の実家に住む事になった。

実家に住んだ後、クズ親父が時たま来てた。
金借りに来てた。
母はブチ切れて『出て行け!もうあんたに用は無い!』とか言ってたな。
あの暴力的だったクズ親父がそれでもクズ母に頭下げてた。
立場が逆転してた。

それから数年後。
高校生の時、母がガンで倒れた。
激痛で苦しむ母が吐いた言葉は、こうなったのは全て子供が原因だとか。
子供のせいでこうなった、子供のせいで病気になった。
俺は救急車を呼ぼうと電話を取ったが、119番にかけるのをやめた。
そのまま死ねと思って激痛で苦しむ母を眺めてた。

その後、騒ぎを聞きつけた祖母が救急車呼んで病院に運ばれて一命を取り留めた。

母の入院中は祖母が面倒見てくれた。
色々と親切にしてくれて助かった。
凄く感謝していた。
……それが見せかけの親切と気付くまでは。

当時の俺はとある事情で盗聴器を複数所持。
テストで家の中に仕掛けてた。
そんな時に聞いてしまった。

祖母と母の電話での話。
母は一命を取り留めたが、今後どうなるかは分からない。
『もしあんたが死んだら、孫の親権は受け取らんけぇね。施設に入れるけぇ…』

あんなに親切にしてくれた祖母の口から出たのが信じられない。
疑いの目で見ていたら気付いてしまった。

母と同じだと。
孫は自己評価UPのアクセサリー…。
親が親なら子も子って事か。

定年退職した後も入院中の娘に代わって孫の世話をする立派な祖母。
周囲からそんな評価が欲しかっただけ。
それを実感する場面に何度も直面した。

そして時は経ち…
22歳となった。
実家に住んでいたが、いつ親捨てて逃げるかと計画していた。
ちょうどその頃、母が再婚。

再婚した男は良い人だと思っていたら…
家族となった途端に本性表した。
常識や理屈の通じないサイコパスなキチガイだった。
発狂して殴ってくるのは当たり前。
発狂する引き金となるのは、その時によって何だか分からない。

今日が雨だから、ポストが赤いから、床に髪の毛が落ちてたから…。

母がそんなキチガイと再婚した理由?
金目当てだった。
キチガイは車関係の大企業の工事勤務。
正社員で給料は良いし、難聴だから障害者手当もある。
しかし知恵遅れなところがある。

母が考えたのは…
知恵遅れの高所得者のコイツをコントロール出来れば収入を自分の自由に出来るはず。
そんな考えではなかったのかと再婚に反対してた親戚と俺は予想。

フタ開けてみればコントロール不可能なキチガイだっただけの事。
また離婚して逃げるか?
それは無理。

古い実家をキチガイ名義で建て直したから。
母は逃げれない。

しかし、これは俺にとってチャンスだ。
しばらく我慢して家から逃げた。
キチガイの意味不明な理屈と理不尽な暴力で追い出されたって形で家を出た。
母は終始キチガイを擁護。
逃げれないなら金魚のフンに成り下がった方が楽だもんな。
前の旦那の時と同じ。
何も学習してない。

俺は追い出された身。
母やキチガイに何かあろうと助けてやる義理はない。

追い出される前に母が俺に聞いてきた。
結婚しないのかと。
質問に質問で返すが、あんたは二度も結婚して幸せか?
言葉に詰まる母。



結婚すれば幸せになれるとは限らない。
自分も自分の親のようになる可能性だってゼロではない。

自分なら幸せな家庭を築いていける。
何を根拠にそんな自信が湧くのか。
俺にはそんな自信なんて無い。

そもそも結婚は失敗して自分だけが苦しむわけではない。
必ずもう1人巻き込む事になる。
子供がいれば妻以外にも誰かを巻き込んでしまう。

今26歳。
同級生の中で既に結婚して子供がいる人もいる。
最近、結婚した同級生もいる。
来月結婚する同級生もいる。

みんな幸せに生きている。
俺はそれを見ても『運が良かっただけ』としか思えない。

だから一生独身と覚悟を決めてる。
これなら誰も悲しませずに済む。
そして誰も幸せにできない。

一生独身なら家庭を持ってる人より自由に動ける。
だからせめて、子供達の為に何かやろうとボランティアに勤しむ事もある。

しかしボランティアと言っても、長年続けてきたハンドメイドしか取り柄がない。
そんな取り柄でもボランティアを始めた。
それが6年前の事。

いつの間にかハンドメイド教室を開くようにもなり、たくさんの生徒さんもできた。
あれから6年…。

生徒さん達もボランティアに協力してくれて、生徒さん達以外にもボランティアに協力してくれる良い人達に巡り会えた。

一生独身を覚悟した身。
その覚悟は一生揺るがないだろう。
でも、寂しくも悲しくもない。

共に子供達の為にと前に進んでくれる仲間達や友達がいるから。

ハンドメイド作品が時には人伝いに海外へ渡っている事も珍しくはなくなってきた。
行った事もない国の名も知らぬ町、そこの名も知らぬ子供から時たまメールで届くお礼のメッセージ。

それだけでもとても嬉しい。


ハンドメイド団体を創設したが…
代表は俺だ。
俺よりも人生経験豊富な人達ばかりなのに。
だから俺よりもそんな人達の誰かがやるべきではないのかと、創設当初に言った事がある。

しかしみんなは…
『作品が素晴らしいだけでは誰もここにいませんよ。先生だから付いて来たんです』
そう言ってくれた。

共に歩んでくれる生徒さん達やハンドメイド団体のメンバー達は俺よりも歳上。
親より歳上な人もいる。
中には先に逝ってしまわれた人達もいる。

大切な生徒さんであり、同じ道を歩む仲間であり、人生の先輩でもある。
そして歳や性別に関係なく良き友である。

一生独身を覚悟した時は寂しく暗い人生を予想した。
それも仕方ないと、一生独身を覚悟したのだから受け入れた。

予想とは少し違う結果になったけど。

今いる仲間達は俺よりも歳上ばかり。
みんな俺より先に逝く時が必ず来るだろう。
俺はその時こそ、本当に独りになるかも知れない。

でも、その先の道が暗いわけがない。
ちっとも寂しくはないだろう。
例え独りになっても、仲間達と歩んだ道をを立ち止まる事はしない。

そして自分もいつかは、かつての仲間達と同じところに逝く日が来る。
一生独身なら誰にも看取られず、誰にも気付かれずに独りで逝くだろう。

6年前の自分なら、そんな最期になるだろうと思っていた。
希望なんて無いと自覚もしていた。

だが、今なら独りで逝くのも何一つ悲しいとも寂しいとも思わない。
生い立ち故に神も仏も信じてはいないが…
もしかしたら、先に逝って待ってくれてる仲間達がいるかも知れない。
またどこかで、あの仲間達に会えるかも知れない。

そんな最期なら何も悲しくも寂しくもない。
きっとその頃には、仲間達に語りたいたくさんの土産話もあるだろう。

一生独身でも生き方次第で変わる事もある。
一生独身なら自分で道を切り開くしかない。
独りで最期を迎えた時…
人生振り返って泣きながら逝くか、笑いながら逝くかは自分の歩んだ道次第だ。


以上、長々と失礼しました。
10 11

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する