mixiユーザー(id:2039217)

2018年09月29日12:08

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ソフトウェアの値段

原価つながりでもう一つ。
私の前職はIT系だったのですが、ソフトウェアの原価なんてほぼ人件費です。
一度作ってしまえば、いくつ売っても複製にかかるコストはゼロなので、その気になればいくらでも値下げ可能です。
もちろん、改良やバグフィックス、サポートなんかの人件費は継続して発生しますし、クラウド系の初期費用0円で月額使用料を徴収するタイプは、これらのランニング費用を徴収する中で、開発費も長い目で回収しようって考え方ですね。

ところで、将来的にはソフトウェアのバグフィックスやユーザーサポートなんかはAIがやるんじゃないかと言われています。もちろん最初のニーズを拾って企画を立ち上げたり、仕様を決定するのは人の役目だと思いますが、ランニングの部分は大半がAIで代行できる。
一度仕組みを作ってAIが動き出してしまえば、人の手を離れることになります。開発者は広告収入などを得るとして、ではランニングを担っているAIに必要なのは人件費でなくて何なのか。
それはAI自身が動作するためのマシンパワーです。
そうすると月額使用料という考え方すらなくなるかもしれません。

クラウドで動作するAIにマシンパワーを提供する。
ビットコインのマイニングように、PCの余剰パワーをAIに提供して、ソフトウェアを使用する対価とします。
このソフトは月額1000MP(マシンパワー)みたいな。
PCを買う時には今以上にスペックが重要になるかもしれません。「このスペックだとオフィスを動かすのはちょっと厳しいですね」という言葉の意味がちょっと変わるかも?

あと、今月PCを使いすぎて余剰マシンパワーが足りないって時は、余剰マシンパワー取引市場で調達して下さいね。
取引は仮想通貨で行われています?!
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