NHK交響楽団第1893回定期公演
2018年9月26日(水) 19:00 開演 サントリーホール
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ホルン:ラデク・バボラーク
NHK交響楽団
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第2番 変ホ長調
ブラームス:トランペットのための練習曲集から第3曲(ホルン・アンコール)
ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』序曲
ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I-102
1、シューベルト
お上手にできましたとう感じ。アンサンブルや音の正確さでは立派なものだが
歌心がなく、ただ機械的に弾いているようだ。この指揮者とこのオケの
悪い面が合わさったような演奏だった。
2、Hrコン
さすがバボラーク。フレーズのひとつひとつが意味を持っており、豊かな音色と
相まって芳醇な音色を聴くことができた。
終盤のオケのホルンとの合奏部が美しかった。
3、プロメテウス
珍しくパーヴォが暗譜だ。そのせいかわからないが、演奏に生命力と躍動感があり
前半のシューベルトとはだいぶ違う。ドイツものでこんな演奏もできるのかと
少し見直した。
4、ハイドン
プロメテウスと同じ印象。ベートヴェン初期までかロマン派後の近現代の作品なら
パーヴォで安心して聴いてられる。
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