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2018年09月27日06:39

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お葬式

僕の人生で、最初のお葬式は、妻である。

亡くなる数年前からうつ病で悩んでいた。

通院し、毎日三度薬を飲んでいた。

ある日突然の事である。

家の玄関を開けると正面に妻の姿。

チラシの裏側の白いところには、

マジックで、葬儀はしないで下さい。

その一言だけだった。

妻は、母子家庭。母は他界していた。

妹が2人、責められた。

その妹と、妻の友達、僕の友達でお別れ会をした。

妻は宮崎出身。親戚からは、罵声を浴びせられた。

仕方がない。だって、病気のことを話していなかったからね。

分骨。僕のお墓に一人で納骨した。

翌年、父が倒れた。意識が戻らず、半年後無くなった。

父の時も、母から、お別れ会に。

ごく短な身内を読んでお食事会。

私服でいいよ。お香典はいらないよ。ってね。

納骨は、母とともに行った。

6年後、母が、徐々に認知症になっていった。

食欲もどんどん無くなり衰退していった。

叔父と相談して、入院させる事に。

入院3ヶ月後亡くなった。

父の時と同じ、病院から家に連れて帰るのに、普通車ではダメだと初めて知った。

叔父さんの伝手を頼り、葬儀屋さんにお願いして家に連れて帰った。

僕は、その晩、母の横で寝た。

翌日、身内を読んでお別れ式。

母は、献体申請をしていた。キッカケは僕である。

僕はすでに献体申請をしていた。

母はその事を知って、お願いされた。

大学病院に連絡。

車が来て母を連れて行った。

半年後、合同慰霊祭。約400の家族が来ていた。

厳かな儀式。感動した。

その半年後に、合同葬儀。

遺骨、感謝状、粗品。

その晩、母を枕元に置いて寝た。

翌日、ひとりで納骨した。

陰口で、お葬式もあげないのか。って。

普通じゃないことは知っている。でも、僕は、これで良いと。




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