mixiユーザー(id:6291274)

2018年09月26日13:50

207 view

原発と太陽光発電

 原発一基 100万kW が 24時間に発電する量は 2400万kWh になる。
 太陽光発電で同じ電力を得ようとすると 800万kW くらいの設備が必要になり、日が照らない時間にも電力を供給するには 2000万kWh くらいの蓄電設備が必要になる。
 しかし、それは毎日3時間の日照が約束される場合の話で、曇りや雨の日が続くことを考えると以上の数倍の設備が必要になってくる。
 太陽光発電の設備容量の合計が原発のそれを抜いて 4000万kW に達したと報道されているが、蓄電設備が用意されたとしても実際の能力は原発の 1/8 程度でしかないのです。

 蓄電設備として世界最大と考えられているのは、関西電力の「奥多々良木発電所」で、200万kW 弱の出力を約10時間出力できるので 2000万kWh ていどになる。
 偶然にも上記で述べた蓄電設備と同程度の容量になる。しかし、充電に相当する揚水には 12時間くらい要するので、上記のような運用はできない。

関西電力 奥多々良木発電所
  http://www.suiryoku.com/gallery/hyogo/okutatar/okutatar.html

■東海第2「新基準に適合」=審査書を正式決定−福島原発と同型3基目・規制委
(時事通信社 - 09月26日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5305115
8 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する