サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団
2018年9月24日(月・休) 18:00 開演 サントリーホール
指揮:サー・サイモン・ラトル
ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン
ロンドン交響楽団
バーンスタイン:交響曲第2番 「不安の時代」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.72 (全8曲)
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
1、バーンスタイン
生で聴くのは初めて。CD等では何回か聴いたことはある。ツシメルマンの流暢なピアノも
相まって格調高い演奏となった。そういえばツィメルマンがバーンスタインと共演したCDを
何枚か持ってたな。
きれいなメロディーがあるかと思うと無調のようなへんてこな場面があったりしたが
総じて満足いく熱演だったと思う。
2、スラヴ舞曲
チェコの香りが全くしない演奏だ。それでいて表面をなぞっただけの無機質さはなく、
作曲者の意図する音楽を明瞭に作り出していたと思う。そもそもイギリスのオケで
チェコの雰囲気は出せないだろう。
3、ヤナーチェク
これもまた民族色を排した曲作りであった。しかしながら指揮者が曲の本質を
抑えてるためか深い味わいと大きな感銘が残った。
ブラスセクションの安定した優秀さにはまだ日本のオケはかなわない。
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