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2018年09月22日06:55

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“症状の戻りやすさ”と、足指の付き方(足指の形状)と・・・


20日の『実践セミナー』の終わり頃、F先生(女性)から自分自身の相談でした。
何度施術・治療を受けても症状が戻ってしまうというのです。

そこで、≪土台が不安定かな?≫と診て
軽めに『足指の底屈テスト』をしますと・・「痛い!」といって飛び上がります。

すなわち、足指がかなり機能低下を起こして・・人間の土台である⇒
=足指が弱いために筋力を発揮されず、無駄な緊張が全身的に及んでいます。

そこで、足指と、腕力、腹筋力、脚力との関係を知ってもらうために・・
『筋力テスト』を行いますと・・足指を意識しないと筋力を発揮できない状態です。

本人が「私の足指の付き方(形状)が、人より斜めに付いている」と言いますので
改めて、F先生の足指を確認して見ますと・・確かに!

足指が平行に近い状態で並んでいれば、さほどでないのでしょうが・・
足の親指から小指にかけて・・かなりの角度で斜め後ろに並んでいます。
F先生の足指の形状だと、
かなり意識的に足指を鍛えないと、足裏の重心が正常位置に安定しないと診ました。

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「症状が戻りやすい原因」、「安定しない原因」の一つとして
親指から小指にかけての『足指の並び方(足指の形状)』が大きな要因になりえると
・・・新たな認識でした。

ここで、十数年も前に、遠方から腰痛で来院した青年のことを思い出しました。

相手が若い男性でしたから・・つい“揶揄(からかい)気味”に
「その腰痛の原因、なんだと思う?・・使ってないね!足を」というと
彼は喧嘩腰になって「俺はサッカーをやっていて、俺の足は誰にも負けない!」と。

私「あぁ!これは言い方が悪かった・・せっかく遠くから来たんだから」と、
ベッドに横になってもらい・・彼の足指をやんわり“底屈”すると
「アイタ・た〜!(痛い!)」と飛び上がります。

そこで、「(彼の大腿部を叩きながら)あなたの“ここ”は立派や、
だけど(足指をつまみながら)ここを使ってないね」と言いますと、
彼は妙に納得して、おとなしく私の施術を受けてくれました。

施術・治療後、彼の腰痛が解消したことを確認して、終わろうとすると
彼からの相談でした。
「俺って、すぐに腰痛になるけど、何かいい方法はないですか?」と。

そこで、とっさに思いついたのが・・二つの事でした。
●一つは、(できれば段差のあるところで)
『足指を使っての、踵上げトレーニング(足指スクワット)』
「別に段差がないところでもイイから、待ち時間でも出来るでしょ!」
●そして、もう一つは、『足指底屈ストレッチ』
「これなら、テレビを見ながらでもできるでしょ!」と、アドバイスしたのです。

面白い青年でした。一週間後、また来院して・・
入室するなりベッドに横になり、「さぁやってくれ!」と。

そこで、前回、悲鳴を上げた程度にやんわり足指を底屈しても、彼は平然としています。
次に、思いっきり彼の足指を底屈しても・・平然としているのです。
「一週間でここまで・・どうしたの?」と聞きますと
彼は私のアドバイスで言われた通り、時間さえあれば続けていたとのことです。

そこで、私は「腰・・痛くないでしょ?」と聞きますと、
彼は「痛くないです」と言いますから、私は「それなら帰る?」と言いますと
彼「せっかく遠くから来たんだから、調整だけでもしてよ!」と(笑)
全身調整後
「(私のアドバイスを)続けていたら、二度と、ここに来なくても済むよ」と。
実際、その後、彼は来ていません。

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セミナー・・いつものことながら・・
『言霊波動確認法』や『さざ波療法』や『足指の底屈テスト、底屈ストレッチ』
などなど・・横で見ていると簡単そうですが、結構難しいですよ!
「見ているだけで出来る」と思わないで、(●皆さん黙ってやっているけど)
『言霊(ことだま)を口に出して』“共鳴作用”もシッカリ応用し、
クセを直して、基本をシッカリ身に付けてくださいね。

『言霊波動療法』:氣光整体・東陽
http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/index.html

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