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2018年09月21日23:22

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新潮45:杉田氏擁護特集で社長コメント「常識逸脱した」

 「伝統保守」と主張すれば、何でも通るのかと感じる。その「伝統保守」とやらが、先の大戦でどのような結果を残したか、理解できているのか?

 時代が凄まじいスピードで変化しているのが現代。残すべき「伝統」とは何か?人とは何か?それらを理解できていない人間が影響力を有して良いのかどうか疑問である。

 ちなみに文芸評論家の小川栄太郎氏の「伝統保守主義者」とは、そもそも何なのだろうか?加えて、他者に関する評論において「頭の中がどうなっているのか?」などの文言もある。幼稚さを感じさせる御仁である。
  

新潮45:杉田氏擁護特集で社長コメント「常識逸脱した」
(2018年09月21日 17:33 毎日新聞)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5299427
『 月刊誌「新潮45」が性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」などと否定する杉田水脈衆院議員の寄稿を掲載し、更に最新10月号で擁護する特集を組んだ問題で、発行元の新潮社は21日、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」と認める佐藤隆信社長名のコメントを発表した。この問題で社としての見解を公式に示したのは初めて。明確に謝罪はしていない。


 コメントでは「言論の自由、表現の自由、意見の多様性、編集権の独立の重要性などを十分に認識し、尊重してきた」と説明。その上で10月号の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」の「ある部分」に問題があったと認め、「今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存です」と続けている。「ある部分」が何を指すかは明らかにしていない。


 杉田議員は同誌8月号に寄稿した。内容への批判を受け、最新号は擁護特集を企画。文芸評論家の小川栄太郎氏がLGBTが生きづらいなら痴漢も生きづらいなどと主張し、「彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか」などと書いていた。


 この問題を巡っては、新潮社と接点がある作家らからも「差別に加担している」と批判の声が上がり、また同社の文芸部署もインターネット上で「45」への否定的な見方を示唆するなど、社内でも異論が起こっていた。【大原一城】


「トップの認識」評価


 性的少数者を支援する全国組織「LGBT法連合会」の神谷悠一事務局長は、「常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」と認めた点について「8月号、10月号と多くのLGBT当事者や家族らが傷つけられたので、トップの認識として示されたのは良かった」と評価した。一方で「紙媒体にはネットとは違う重みと信頼がある。その出版社内で多くの社員の目を通る過程を経て出版されたことにも傷ついた。その点はよく考えてほしい」と指摘した。【藤沢美由紀】


コメントのしようがない


 特集に寄稿した教育研究者の藤岡信勝・元東京大教授の話 新潮社が言う「ある部分」がどこなのか言ってもらわないと、コメントのしようがない。「新潮45」に掲載された論文を批判するのはいいが、出版社に圧力をかけたり、当該号の流通をストップしたりするようなことがあれば、言論の自由に反する許されない行為だ。新潮社がそうした動きに屈服することがないよう希望する。


新潮社 社長コメント全文


 弊社は出版に携わるものとして、言論の自由、表現の自由、意見の多様性、編集権の独立の重要性などを十分に認識し、尊重してまいりました。


 しかし、今回の「新潮45」の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」のある部分に関しては、それらを鑑みても、あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられました。


 差別やマイノリティの問題は文学でも大きなテーマです。文芸出版社である新潮社122年の歴史はそれらとともに育まれてきたといっても過言ではありません。


 弊社は今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存です。


 株式会社 新潮社


 代表取締役社長 佐藤隆信』

■新潮社の本を棚から撤去 和歌山の書店、新潮45に抗議
(朝日新聞デジタル - 09月21日 11:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5298805
『自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が同性カップルを念頭に「生産性がない」などと月刊誌「新潮45」で主張した問題に関連し、和歌山市万町の書店「本屋プラグ」は20日、新潮社の新刊本の販売を当面取りやめる方針を明らかにした。店主らは「言葉の暴力が一線を越えている。問題提起したい」と話す。


 新潮社は18日発売の「新潮45」10月号で、8月号に掲載された杉田氏の寄稿に批判が寄せられたことに対して「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」とする記事7本を集めた企画を掲載した。


 その中で文芸評論家の小川栄太郎氏は「LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念」などと主張を展開した。


 この記事について、店主の三木早也佳さん(36)は「性的マイノリティーの方々への侮辱的であまりにひどい言葉の暴力が展開されており、一線を越えている」と話す。同店は新刊・古書計約5千冊を扱う小規模店舗。新潮社の書籍はもともと少なく、「大勢に影響を及ぼすことはできない」(三木さん)が、書店の立場から抗議の意思を示したいと、当面の間、新潮社の新刊本販売を停止することを決め、書棚の本も撤去した。』

小林よしのり氏、新潮45は「炎上商法として成功」
(2018年09月21日 11:11 日刊スポーツ)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5298744
『漫画家小林よしのり氏(65)が、性的少数者(LGBT)を「生産性がない」と表現した自民党の杉田水脈(みお)衆院議員を擁護する特集を掲載した月刊誌「新潮45」について、「炎上商法として大成功」と私見を述べた。


小林氏は20日更新のブログで、杉田議員への批判に対し「見当外れの大バッシング」と反発した同誌特集について「論理破綻だらけで、いくらでも論破できる。そもそも水脈の主張にも、藤岡(信勝氏)や小川(榮太郎氏)の主張にも、LGBTを論じる公的な動機がない」と指摘。「公的な動機がない、大義がない、ただLGBTの人々に対して嫌悪感を持っているから、差別したいという、ただそれだけなのである。LGBTを擁護するリベラル左翼系の新聞が嫌いだという感情もある」と私見を述べた。


小林氏は「言っておくがこの号は売れる。炎上商法として成功した。完売する」と断言するとともに、「問題は『差別したい』という意見表明は許されるのかである。思想言論の自由として許されるか? それとも弾圧してしまうべきか?」と問題提起。「市場に任せていても悪貨が良貨を駆逐するだけである。市場の浄化作用なんかない。新潮45の編集長にしてみれば、売れれば勝ちである。良心なんかに期待してはいけない」と警鐘を鳴らし、「他の右派雑誌が便乗しなければ、来月号でまた同じ特集を組むといい。また売れるだろう」と皮肉を込めた。』
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