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2018年09月20日19:32

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ツバメ去るころのラジオ

今日は秋の彼岸の入り。暑さ寒さもなんとやら、ではありますが、今日明日こそ雨の影響で比較的涼しいものの、まだ当面は日中は汗ばむ日もありそうです。それでも、まもなく気持ちのいい季節がやってきますね。

先週、今は旧暦では八月で、八月の別名のひとつに「燕去月 (えんきょづき・つばめさりづき)」つまり春にやってきた燕が帰る月という呼び名があるとご紹介しました。じつは、七十二候でも、ちょうど今週の火曜日から明後日の土曜日までが「玄鳥去(つばめさる)」という時期なんです。

春、南から渡ってきたツバメは、日本に滞在するあいだに、たいがい2回ヒナを育てるんだそうです。季節の移り変わりとともに、まず子育てを終えた親ツバメたちが先に出発し、ついで、体力のついてきた子ツバメたちが南へ旅立っていきます。

地域や個体差はあるようですが、遅いものでも10月の声を聞くころまでにはみんな出発するようです。日本で子育てをするツバメの越冬地は、マレー半島やフィリピン、台湾、オーストラリアなどと言われていて、なんと片道およそ4千kmもの長旅です。あの小さな体ですごいですよね。

このオープニングトークでも何度かお伝えした、ぼくんちの近所のツバメの巣も、気がついたらもうすっかり空き家になっていましてねえ。いまごろは渡りの最中なのか、それとももう到着しているのか、わかりませんけれども無事を祈りたいです。

ツバメの飛行能力は極めて優秀で、渡りの時は時速55kmから60kmものスピードで1日に300km以上も移動することもあるそうです。今ごろの季節、渥美半島の伊良湖岬(いらごみさき)ではツバメたちが東南アジア方面に渡っていくのを見ることができるんだそうで、ぜひ一度見送ってみたいものですね。

ただし、日本で夏を過ごしたツバメは1羽残らず南へ渡っていくわけではありません。少数ではありますが日本にとどまるツバメもいます。はい、森昌子の歌でも有名な「越冬ツバメ」ですね、ひゅるりーひゅるりーらら。
浜名湖周辺ってこの越冬ツバメが見られる場所としても知られているんだそうですよ、ご存知でしたか。

湖近くの崖の上で下から吹き上げられてくる虫を食べているところや、うなぎの養殖場のそばなどで目撃された例があるんだそうで、見てみたいものです。とはってもやはりごくごく少数だそうですから、これから次の春までのあいだ、もしも浜名湖周辺で越冬ツバメに出会えたら、相当ラッキーかもしれませんよ。

そうした少数派を除けば、これから東南アジア各地で越冬するツバメたちは、また来年の春、日本に戻ってきます。それまではしばしのお別れ、どうか元気で冬を越して、帰ってきたら今度こそ、ぼくんちにの軒先に巣を作ってくださいね。

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と、そんな話題からスタートした、2018年9月20日のSmile on Radio。
登場いただいたのは…

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Happiness Style
ひろみち料理教室・野崎広路先生とお電話で。

身近な食材を使って手軽に作れる美味しい創作料理を教えてくださるひろみち先生。今回は『なすのはさみ焼き』を教えていただきました。

今が美味しい秋ナス!ヘタを残したまま縦半分に切り、ヘタから下に向かって縦三等分になるよう大きく切込みを入れ、そこに豚ひき肉とみじん切りの玉ねぎと片栗粉を混ぜた具を挟み、フライパンで焼いたらポン酢でいただきます。

うわあー、これはもう間違いない!どう考えても美味しいにきまってますよ。なんだか想像しているだけでビールが進みます(^^)もちろん白いご飯にもばっちり!この秋、ぜひ食卓に載せてください。

好評の先生の講座は、まず「男の料理教室」、基本は毎月第3土曜日ですが今月は22日開催です。そして「クッキングママ料理教室」が第4月曜日で今月は24日、それぞれ雄踏文化センターで午前中の開催です。いずれの教室も生徒さん随時募集中!お問い合わせは先生の携帯【090-2189-4575】までどうぞ。

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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
ご愛顧いただいてきたこのコーナー、来月からリニューアルすることになりました。
というわけで星や星座のお話はあと二回。今週は、今年も近づいてきた中秋の名月にまつわるお話をお届けしました。

今年の十五夜は来週の月曜日、9月24日です。
個人的なことですが、ぼく、子供のころにした「お月見」の記憶っていまも残っています。みなさんはいかがですか。
ですから、とくにお子さんのいらっしゃるご家庭では、どんな形ででもいいですからお月見をなさっていただけると、きっといい思い出になるんじゃないでしょうか。

「縁側」はないお宅がほとんどでしょうからベランダでもいいし南向きの窓際でもいいですし。ススキにお団子、里芋をお供えするのがベストではありますが、そこは気は心、昔ながらのスタイルに完全には則らずとも「なにか特別なかんじ」が演出できればOKと思います。

ただ、秋雨の季節でもあり不安定なお天気になることが珍しくないこの時期、今年もいまのところは残念ながら曇りの予報なのがちょっと残念です。

こういう状況は昔からそうでしたから、古来、十五夜に月が雲に隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、十五夜に雨が降ることを「雨月(うげつ)」というのだそうです。

昔の人は、たとえ月が見えなくても、雲の向こうにいるはずの名月が照らす光で夜空がなんとなくほの明るい風情を楽しもうとした、そんな思いがこの呼び名からもうかがえますね。

年に一度の名月の夜。
今年はもしかしたら曇り空かもしれませんが、きれいなお月さまの存在を感じながら過ごせたらいいですね。

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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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