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2018年09月20日05:42

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きょうは「彼岸入り」

2018年 9月20日(木)は
雑節のひとつ「秋の彼岸入り」
《 日本独自の習慣 》
暦の上では、二十四節気や五節句以外の
季節の節目となる日を「雑節」として設けています。
例えば「節分」や「入梅」も雑節のひとつ。


秋のお彼岸は•••
昼と夜の長さがちょうど同じ長さになる
「秋分の日」を中心にした
「彼岸入り」から「彼岸明け」までの
7日間のこと


真西に太陽が沈むこの期間は
西方に浄土があるという仏教の教えから
昔の人達は仏さまの供養や墓参りなどをしてきました。



「彼岸」と「此岸(しがん)」

仏教では三途の川を挟んで
ご先祖様のいる世界 “極楽” (あの世)を
「彼岸」といい、 西に位置しています
夜の時間=ご先祖様の霊が住む あの世を「彼岸」

私たちが生きている世界 (この世)を
「此岸(しがん)」といい、東に位置しています
昼の時間=私たちの住む この世を「此岸」


お彼岸の期間中には、仏道修行をしていない私たちでも より「彼岸」に近付けるように
西の太陽に祈りを捧げ煩悩を払い、悟りの世界「彼岸」の境地にたどり着ける…
先祖供養(仏様の供養)をすることで、極楽浄土へ行くことができる と考えられていました。


彼岸はパーラミター波羅蜜(はらみつ)という梵語の漢音写で「到彼岸(とうひがん)」と訳され
お盆(盂蘭盆会)とは違い、ご先祖様がこちらに戻ってくるのを待つのではなく、
この世の私たちが 仏の世界(あの世)に到達する という意味であり

秋分の日に夕日を拝むのは、西にある浄土に向かって拝むことになり「功徳」があると言われているからだそうです。


お彼岸の一般的な過ごし方
仏壇や仏具のお掃除をして、供花やお菓子・果物などをお供えします。
朝晩に灯明を灯して、お線香をあげます。
お墓参りに行き、お掃除もしておきます。
そして、お彼岸の中日には夕陽を拝みます。
(夕陽を拝むと功徳がある と云われていることから)



秋のお彼岸に 『おはぎ』

昔の人たちは、『おはぎ』に使われる
小豆の赤い色には「魔除けの効果」がある
「邪気を祓う」「災難が降りかからない」
ようにする「おまじないの効果」があると信じられていたことから、作られたと言われています。

フォト


ご先祖様が生前好きだった物をお供えして
皆でいただくことで、きっと ご先祖様は喜んでくださることでしょう。



また きょうは
『一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)』
一粒の種が万倍にも増えるという吉日。
特に、商売を始める方にとって「開店」「銀行口座の開設」や「宝くじの購入」など
『吉日』とされています。

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