mixiユーザー(id:14921690)

2018年09月18日05:50

175 view

空気読めない僕だから

6月の日記では夏至にさしかかり日ノ出の早さを喜んでいたものだと推察するが今日9月の半ばは朝方5時でもまだ外は真っ暗であり日の短さを感じる。この季節あっという間に日中の日の短くなるのに寂しさとともに好きな季節の到来を喜ばしく感じるものである。
昨夜は夜半に雷雨となり今日は正午残後に晴れて夜半また雨だという。9月の雨と太田裕美さんは歌っているが本当のことである。

録画しておいたNHK「目撃!にっぽん」を観た。タイトルは「心の町並みを描く アーティストAju」とあり、持病のアスペルガー症候群と向き合いながらも独自の画風でアートの世界と人生を切り開こうと挑んでいる女性アーティスト、Ajuさんの物語であった。
彼女とその作品がこちら。

フォト フォト

彼女見た目がボーイッシュというか男性風なので最初はLGBTのいわゆる「オナベ」の女性かと思ったが違っておりたいへん失礼をこいてしまった。
アスペルガーというと曰く空気が読めないとか気が利かないとかの批判を浴びがちで気の毒であるが、それ以外にも外界の一部分に異常に興味が湧き、遠くのビルの窓の数とか小鳥のさえずりとかが気になってしまい学生なら授業中社会人なら仕事に身が入らなくなってしまうという悩みというか病状を抱え込んでしまうらしくありそれこそが気の毒だ。

彼女Ajuさんの場合極端な対人恐怖もあり気の置けない人以外と話すことが大の苦手ともあった。誰とでもへらへらと意味なく話してしまうアッケラカッカバッキンキンな僕とは対極なのかもしれない。

で、上記の絵であるがこれについて説明すると、極細のタッチペン一本で風景画を細密に描くのであるが、これを描くにあたり写真などの資料を用いて見ながらの作業ではいっさい無く、なんと一度目にした風景を脳裏にしかとインプットしてしまいそれを元に記憶を呼び起こして白紙に下描きなどまったく施さずにダイレクトに描きこんでいくというつまりは異能の優れた才能の持ち主なのである。いやはやすごい。

番組ではそんな彼女が病気による生活の不便さ窮屈さに苦しめられながらも、理解者である同居人や親しい大学教授しかも東大といった方々の力を借りて未来を切り開く姿が取り上げられ、観るものの心を打った。いつでも結局最後に戦う相手は自分自身であるなと思わされAjuさんから勇気のおすそ分けをしてもらった気がした。

フォト

ニューヨークの町並みだそうです。凄い描きこみながらどこか優しさを感じる懐かしい風景に心癒されます。それこそがAjuさんの才能ということであろう。

さて僕の知りあいでもこいつアスペルガーではいないかと最近まで思っていた奴がいたが、Ajuさんを見て認識が変わった。あいつはそんな病気ではなく単に勝手わがままで気が利かない傍若無人のいい加減野郎なのであると改めて思い腑に落ちた。

そいつであるが高校部活の同期の男だ。トイレに行くと言って平気でひとを一時間待たせたり、飲みに行こうと言われ待ちあわせたら勝手にそいつの会社同僚を連れてこられたり、鶏料理が旨いんだと言って連れて行かれた料理屋でそいつは気に入った脂のやたら強い鶏炒めを自分の気のすむまで十皿近くも繰り返し頼んだりカラオケバーで自分の分ばかり何曲も入れたりとまったく他人の気持ちに頓着しない手前勝手なその仕儀にずいぶん立腹させられたものだった。

そして最近気がついた。そいつとは不定期ながら部活の同期会で会うのであるが、会うたびに些細ながら不愉快な思いをさせられその度にこちらの電圧血圧が上昇してしまうのであり、ああ僕はむかしからこいつが大嫌いなのであるなあと今さらながら気がついたものだった。
そしてこいつとは今月末また会うこととなる。月末に二年ぶりの同期会があるのだ。
まあ他の仲間がいる手前公衆の面前でおまえなんか大嫌いだ!とだけは言わないように気をつけるが、僕も短気であるからしてそいつに対して冷たい態度をとってしまうかもしれないのでそこも気をつけようと思う。でも嫌いな野郎に対してへらへらと元気〜?ハートなどともできないしね。近づかないようにだけしとこう。

結局そいつと僕の違いは無神経か神経質かの差異である。無神経なやつキライなのよ僕(ー_ー)!!。というわけで朝からちょっとイラついてしまったので爽やかな一曲で自身をなぐさめたいと思います。



今朝のお弁当。

フォト

久々に二人分作ったのはのりしゃけ弁当だ。脂のってて旨そうです。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する