■朝ドラ扇風機、ネットで話題に＝新興家電のバルミューダが開発
(時事通信社 - 09月15日 07:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5290142
そしてバルミューダの創業者の人生に興味をもったのが執筆の始まり、で、自分の失聴の経験がきっかけではなかったのだろう。と推測するのも、ヒロインのスズメは幼い頃に左耳の聴力を失うのだが、それが彼女の個性を活かすことにはなってない、そのことによって通常には聞こえない音が聞こえるとか（エスパー的な意味ではなく、感性の意味で）の、失うことと引き換えに得るものが、ほとんど全くない、からで、耳の病気はただのモチーフに過ぎないことになっている、ことがこの朝ドラが失敗作であると私が思う理由のひとつめ。
なぜそうなったか？といえば最終目的地が、この扇風機を開発して、大成功することにあったから、だろう。
すべてそのための伏線、であって、マンガを目指したのも、その挫折も、この大成功によってすべてチャラになる、ので途中、プロセスなんてどうでもいいと思っているから、停車駅があまりにも少ない特快電車みたいなもの、展開が速いのではなく、ストーリーをすべて犠牲にしてしまったことが、失敗作である理由のふたつめ。
でみっつめが、（これは最終回を見てから総括をレビューに書くつもりだが）、ヒロインのスズメの性格が朝ドラ史上最悪であること！
失敗を恐れないのじゃなく、あまりにも計画性がなさすぎでガサツ、気まぐれ、傍若無人、高慢というみごとなダークヒロインものになりはてていた！（笑）
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