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2018年09月14日11:07

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健康診断

保健見直しの関係で、急遽健康診断書が必要になった。
掛かりつけ医でもある内科先生(通称プーさん)のところへ行きました。

『なになに。どの項目が要るの?』

あ、先生。それについて提案があります。検査はしなくてもいいのでその紙をください。
料金はちゃんとお支払いします。で、数値はちゃんと調べて自分で書きます。

『それはねぇ。詐欺になっちゃうから駄目なんだよ』

誰にも言いませんし、どこにも書きませんよ?

『はっはっはっは。だめだねえ。とりあえず身長と体重から』

いやー!!それだけはご勘弁を!!

『だって必要事項だから。要るから』

(ぎしぎしと軋む、古い身長計で計測)

わー!先生!3センチプラスしましょう!こんな古代の遺物みたいなのでちゃんとしたの測れませんよね!

『うーん、じゃあまあ、身長くらいはそれで。じゃあ体重はそこへ乗って』

ええ!これ体重計だったの!? てっきりなにかの医療機器化と!

『体重計は医療機器だよー? はーい。乗ってー』

(絶対に間違いようのなさそうな最新鋭の体重計に乗る)

ひいー!先生勘弁してー!あ、こうしたら……!

(体重計の両脇についているバーを握り、あん馬の要領で足を浮かせて軽くしようとする)

『バーも体重計のうちだから、それやっても変わらないからねー』

先生!普通の服に見えるでしょうが、このTシャツは実は10キロあります!

(受付のほうから、ぶふっ!という声が漏れ聞こえてくる)

『だめだってば』

ズボンは5キロです!!靴下は片方3キロなので、両方で6キロあります!引いてください!

『あなたはサイヤ人かい?』

(受付から引き笑いが聞こえてくる)

いえ、気の迷いで。

(受付爆死)



むーん……。体重計の誤動作だと言い張った方がよかっただろうか。
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