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2018年09月11日19:23

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ルールもわからないままに負け続けている。


私も

どちらかと言えば
自閉系が強いので

この記事には共感することが多いです。

>僕は基本的に、自分が他人に親切にするときには特段対価を期待せずに生きてきました。


むしろ
仲良しに親切にして「ありがとう」と言われるのは
「水くさい」という感じ方です。

しかし
これが相手にも当たり前に通用すると考えていると
「あいつは恩知らず」ということになるのでしょうね。


ただ

逆に言えば

いわゆる「定型」の側からも
自分の感覚が
相手に当たり前に通用すると考えてはならない
とも思います。

自分が多数派だからと
多数派の感覚を全体に要求するのは

>ルールもわからないままに負け続けている。

という状態をあちこちで作り出すのでしょう。

よく

「発達障がいが社会に適応する」
という言い方がされますが

「お互いが異質な感覚を理解しようと努力する」
「お互いが歩み寄る」

ということを

もう少し強調しても良いのではないかと感じるのです。




https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180911-00236485-toyo-bus_all

「メンツと礼」をタダだと思う人が落ちる地獄(抜粋)


9/11(火) 8:00配信 東洋経済ONLINE


■なぜ、あなたの人間関係は突然破綻するのか? 
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 どんな人間関係も、短期から中期的に必ず破綻する。そんな人生を送っている人は意外と少なくないと思います。かくいう僕も、そのような人生を送ってきたタイプです。

 ある日突然、相手が怒り出す。ある日突然、相手から連絡を無視される。ある日突然、連絡先をブロックされる。あるときから、飲み会に誘われなくなる。こういった辛い経験が何度もあります。

 だから、人間関係を次々とホップしてこれまで暮らしてきました。ジョブホッパーならぬ、コミュニティホッパーです。
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■起業して人間関係が楽になった、根本的理由

 少し光が見えたと感じたのは、僕が起業をしてからでした。僕は一度起業し、失敗しています。それでも起業をして以来、対人コミュニケーションに関しては一気に楽になったと感じました。それは、「お金」というこの上なく明瞭な価値基盤を前提にした人間関係が増えたからです。

 「お金」はビジネスをする人、商売人同士で、間違いなく共有できるモノサシです。空気を読めない発達障害者の僕でも「お金」ならわかる。与えれば喜ばれ、損をさせれば嫌われる。


 ヒエラルキーも友好関係も利害関係も、例外はありますが、大体は要するにお金の話です(とは言え、限定された情報からお金の流れを読むのも簡単なことではないのですが、空気よりは読みやすいです)。

 以上は僕の私見であり、極論に見えるかもしれませんが、僕にとっては見えやすいルールであり、それは快適なものでした。

 一方、商売人などと区切らない、一般的な人間関係では共通の価値基盤が非常に不明瞭です。これが「人間関係のルールがわからない」というものの正体だと思います。あなたや僕にはよくわからない価値の体系が存在し、われわれはそのゲームの中でルールもわからないままに負け続けている。そういうことでしょう。
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 そこで、商売人がコミュニケーションの価値基盤として利用する「お金」みたいなものが流通しているという仮定を考えてみました。

 この、人間の間で流通するお金ではない何かを僕は「見えない通貨」と呼んでいます。

■「見えない通貨」とは何か? 

 たとえば、あなたは誰かにちょっとした親切をしてもらった。あなたは親切にしてくれた人を訪ねて「本当にありがとうございました。助かりました」とお礼をした。これはお金を介してはいませんが、ある種の取引が完了しているわけです。あなたは「お礼」という行動で「親切」という商品に対して対価を支払ったことになります。


 もちろん、「親切にしてもらったからといってお礼をしなければならない」という決まりはありません。頼んだわけでもないことに何で礼を言わなければならないんだ、という考え方はもちろん一理あります。

 しかし、問題はあなたの属する、あるいは属したいと考えている共同体が「お礼を言わない」という行為をどのようにとらえるかだと思います。これは、場所によっては「商品購入の対価を支払わなかった」みたいな罪科としてとらえられる場合も多いですね。
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 そう考えてみると、「見えない通貨」による決済はかなり便利です。「ありがとうございます。感謝します」で購入可能な商品って、個人差はありますが、思った以上に多いと思います。

 「他人の親切に礼は言わない」というポリシーを実装して社会を生きていくということは、小額決済手段が1つ封じられたも同然ということになります。皆がPASMOでスイスイ抜けて行く改札に、毎回ガツンガツン引っかかることになるでしょう。

 人間は他者に与えたものに対して対価が支払われなかったとき、大変強い怒りを覚えます。観察の結果、そう考えるのが妥当だと僕は思いました。
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 僕は基本的に、自分が他人に親切にするときには特段対価を期待せずに生きてきました。「別にお礼を言われるつもりはないですよ。返したいなら何か役に立つもので返してよ」。そういう風にやってきました。だから、この辺は極めて雑に生きてきたと思います。
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 同様に、相手がしてくれたささやかな親切や好意に対して、僕は間違いなくきちんとした支払いをせずに生きてきました。そこに取引があったことにすら気づいていなかった気がします。

 考えてみれば、人間関係の上手なあの人もこの人も、僕がプレゼントしたささやかな親切に如才なくお礼を返してくれました。それをしないでいれば、人間関係も破綻しますよね……。

 もちろんこの「見えない通貨」は、その人が属するエリアによって違います。その業界でしか通じない専門用語やカタカナを使ってやりとりするといったこともそれに近いかと思います。


■ボコボコにされないために

 この世で最もシンプルで、どの職場でも使える最強の「見えない通貨」。それは、

・褒め上げ
・あいさつ
・面子(メンツ)
 の3つです。

 この3つを覚えれば、人間関係における9割の問題は解決すると言っても過言ではありません。

 「褒め上げ」とは、主に上司や先輩に向けて使う「通貨」です。仕事を教えてもらったときや相手が成果をあげたときに、「すごいですね」のひと言を言えるか言えないかで、後輩としてのあなたの評価は劇的に変わります。
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 「あいさつ」は、当たり前かつ誰にでも扱えるように見えて、実に奥が深い「通貨」です。いちばんポイントになるのが「自分に対してあいさつをしてこない人にも、あいさつする」という原則。相手は自分がしなくても、あいさつしなかった後輩のことは覚えていますので、気をつけてください。

 そしていちばん見えにくく、重要なのが「面子(メンツ)」です。

 僕が勤務していた金融機関では、自分の部署の関係者全員に話を通して仕事の協力を依頼するときに、
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・誰から順番に話を通していくか
・誰の意見を最も尊重するか
 ということが極めて重要な概念でした。その場のパワーバランスに配慮して、「顔を立てる」という支払いをしなければ物事が円滑に進まないわけです。

 課長と係長ならわかりやすいですが、係長が2人いたらどうするべきでしょう。ここを判断するには、おきてを観察するほかにありません。ヒラの担当者にも当然序列はあります。

 「俺はその話を聞いてないぞ」と言いながら、エラい人が話に介入してきてシッチャカメッチャカになった経験って、誰もがあるのではないでしょうか。あれは、「俺の面子を潰しやがって」「俺に支払いがなかったぞ」と怒っているのです。


 面子を立てるとは、部のおきてに従い「私はあなたに敬意を払い、顔を立てるべき相手と認識しています」という表明をすることです。あなたは見えない通貨で対価を支払い、相手に協力を依頼したわけです。

 この「敬意」や「尊重」はかなり強力な決済手段と言えると思います。新卒の若手、平社員など組織の下っ端としてやっていく場合は、支払いに使える通貨はほとんどこれしかないと言ってもいいかもしれません。

 「あなたの面子を立てます」という概念は、反社会組織から公務員まで実に幅広く流通している通貨だと思います。この決済のやり方を知らなかった僕が集団の中でボコボコにされたのは、今思うと「当然」という気しかしません。
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■「数字がすべて」の世界では「面子」の価値は小さい

 ただし、「どのように振る舞うことが敬意や尊重を示すことになるか」は、会社や業界、つまりあなたが所属するコミュニティによってかなり違いがあります。場所により、まったく重視されない場合もあります。

 逆に言うと、「数字がすべて」の世界ではこの「面子」の価値は相対的に小さいものになります。たとえば、シンプルに数字を競うような営業の世界では、面子など何の役にも立ちません。目の前の数字こそがすべてになります。この面子のゲームをやりたくないのであれば、そういった職種に飛び込むのも1つの手です。ただし、数字が上げられなければ辛いという点はありますが。
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 「人間の面子を尊重し損なったから怒られる」より「数字が上がらないから怒られる」ほうが納得がいくよ、という人は営業職がおすすめです。僕も、現在は割とハードな営業職をしていますが、「ここは楽園か」という気持ちがあります。なにせ、数字さえ上がっていれば人間として扱ってもらえますから。
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借金玉 :発達障害サラリーマン

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