mixiユーザー(id:26523738)

2018年09月09日02:51

100 view

考えっぱなし運動会

《徒歩での三中》

本日は運動会。土浦第三中へテーブルを担いでの登校(?)となり、まだまだ炎天下の空の下、とぼとぼと歩道を歩く俺。
かつての大型交差点は姿を変えていたが、こうやって歩いて信号待ちをすると、以前の数か所待ちの信号システムが理解出来ない事に気が付く。あの特殊な信号機配置のせいでどれだけの死者を含めた犠牲者が出たかなんて、俺が生まれてからの話として持ち出しても計り知れないものだが、こうして単純な『十字路』として生まれ変わったこの交差点には、かつての交通事故多発が嘘のように消えてしまった。喜ばしい話ではあるが、不必要な悲しい話を落とし過ぎた、気付くのが遅過ぎた処置でもある。

…なんて、朝っぱらから暗い思いを引きずった徒歩だ。


《運動会…の前に》

…で、子供の運動会会場到着。

まず初めに驚いたのが、今年から従来の小学生と中学生が統合されたらしく、学年の表現法が変化していたところ。
ウチの子供はこれまでの『中学二年生』に属するため、統合学年では『八年生』と表現されていた。
まあ、法律的には小学校も中学校も同じ義務教育なので、別段問題は無く、自分たちも当時、同じような表現をふざけ半分に口にしていたので理解は早かったのだが、やはり自分たちの時代の概念が記憶として備わる以上、なんだか妙な違和感を覚えてしまう。
どうして今さら? という疑問は当時の児童の数や、幼い歩幅による個人の負担や体力差を考慮すれば何となく分かるのだが、今回の統合にはどういった意味合いがあるのかが少しばかり気になる。

さしずめ、少なくなってしまった教員や、先行き不安な予算の軽減、また、幅広い児童を統制化する事によって互いの協調意識を強め、同時に児童による社会問題の軽減なども図っている内容なのだろうが、どう転ぶかは結果次第。
そして、動き出すにはいささか遅かった気がすると同時に、一部の問題の為に広範囲に及ぶ改正を短期間で実行する向う見ずの行動もなんだか…。という気分。

例えはズレるだろうが、ひと昔前の気圧を『ミリバール』と表現していた事実に対し、ある時を境に『ヘストパスカル』と表現法を変化させたようなものだ。
気象のいろはなど知らないし理解する気も無いが、第一印象としての数値そのものの劇的な変化は無さそうだし、改名の意味がそもそも不明だった。
感想は『だからどうした?』の一言であり、それまでミリバールと教え込まれた先人たちにはさぞかしいい迷惑だっただろう。

そんな流れでの、今回の学年統合はどうなるのだろう?

これまでの小学生と中学生が一緒の学び舎で活動するなら様々な結果・影響が出現しそうなものだが、聞く感じだと学び舎そのものの扱いが変化する訳ではなさそうだ。
ならば、この統合の意味合いは?

それ以前に統合するからには『小学』と『中学』の総称もおかしな事になる。既に何らかの呼び方がされているのかも知れないが、少なくとも俺は今の学校をどう表現するのかを知らないし、俺みたいな人物がどれほど存在するかは知らないが、きっと他にも『今現在』を知らないで生活している人々も居る筈だ。特に子供の全てが成人した家庭や、独身者なんかはいい対象だろう。
まあ、時間が経てば自然と結果は出てくるんだろうけど、いずれにせよ戦後続いた考え方を急に曲げてしまう行為とは、今までの考えが全否定されるのと同じ行為とも捉えられて変な感じだ。

そういやここ数年前ではかつての『ゆとり教育』が政界によって全否定されたばかりだったな。
その時代の児童全員が実験台にされた揚げ句、失敗と判断された訳だが、そもそも10年そこそこ程度の経過で国一つの何が変化するのか、何に期待をしていたのかを知りたい気分だ。

今回の1年生から9年生までの表現の変化も、大した話ではないだろう。
ならば高等部無料制度をせっかく始めたのだから、そこまでを通じて義務化し、1年生から12年生までと表現を変えてしまえばいいのだ。
この場合は誰の目にも立派な変化として捉えられるだろう。一つ義務化が増え、高等部の教学が完全に無償化するのだから。まぁ、私立は別なんだろうけど。


《活気を失った運動会。そして方向性を見失いそうになる自分》

さて、話を戻して運動会。
モンスターペアレントが多数出現した結果の『大人しい行事』は既に慣れてしまったが、それ以前に児童も保護者も少なくなっているため、何もしなくとも静かだ。
酒がダメ。タバコもダメ。じい様はこの前退院したばっかりでまだ体調が不完全で運動会には姿を見せず、ばあ様もその看護で来る事は無い。
カミさんはカミさんで主婦ならではの井戸端会議に華を咲かせるため、俺は俺で周囲の旦那同様に黙々とスマフォをいじっていた。

でも、暇な時ほど煙が恋しくなるワケで…。

そんな感じで学校外に身を乗り出し歩きたばこ。まあ、イケナイ事なんだろうけど、せめてものバケツすら用意されないのだから、喫煙所の無い田舎町では致し方が無い行為なのだ。歩いてタバコを吸って、暁とかつて落ち合ったファミリーマートへ。
…で、店内には入らず灰皿に吸い殻を放り込み、再び学校へ。いやはや、暑いし疲れる休憩だ。
それでも自分の子供のプログラムに合わせて行動する俺は、少しばかり前向きかもしれない。…微塵程度だろうが。

学校に戻って陣取った待機地点への移動中、顔を合わせたら轢きたいと思う人物を発見してしまった。…というか、何故ここに居る?

恥ずかしながら、俺の妹は離婚している。…というか、いつの間にか離婚していた。
原因は当時の亭主にあり、酒乱で女好きという、…まぁ、ありきたりな内容の果てだ。
もともとが出来ちゃった結婚で、高校生当時の俺も暴れ、『俺』というある方向から見る正体を妹も元亭主も知っている。当然、俺の本来の性格も。

まあ、細かく書く必要も無いだろうから省くが、よくある話を地で行ったという事だ。
暴力こそは振るわなかったようだが、終盤では妹も娘二人も姿を見るだけで怯えた毎日らしい。
そもそも、出来た女と一緒に過ごす事が終盤では増えていたらしく、生活費も使い込んでいたようで妹が複数掛け持ちして切り盛りしていたようだ。
その挙句の離婚。
こうなる事を予想していた訳だはないが、出来ちゃった結婚なんてもののほとんどは無計画な行動の末の成り行きだ。そんな成り行きで生涯の道筋を構築出来るとは考え難かった高校時代。全てが全て俺の思いが正しいワケなんて無いが、まだ想像だにしなかった『結婚生活』をそんな成り行きで進む事は、単純に難しい事くらいは理解できていた。大多数が失敗する。そして妹の結婚もその大多数に含まれていた。

正直、離婚は仕方がない。そんな事もあるさ。思うようにいかないのが人生だ。…しかし、この男の場合は理由というよりも、離婚までの行動が許せないと俺なりに考えた。
当然、仕返しを考えた。派手なモノを。
しかし、ツテから情報を仕入れると、どうやら娘一人を取られたらしい。人質ではないが、こうなると経緯や借金の未返済を理由に相手家に乗り込む事が出来ず、どこか悶々とした思いがあったものだが、まさかここで姿を見るとは…。
しかも、誰だかとはしゃいでいるときたものだ。呑気なモノだ。

視線を向ければ気付かれるので、目を逸らした状態で近付く。相手は元亭主1人のつもりだが、見た感じ、敵となり得る最大の人数は3人か4人といったところ。元亭主は野球一本で成長した体力派にて、同時に主将格。自分に逆らう者は許さないといった性格だ。他の3人は? うーん、正直、未知数。全員年上っぽい。しかも機敏そうな人が一人混ざっている。負けるかな? 負けそうだ。揃いも揃って体格が全員俺の…かなり上だ。みんなスポーツ派かな? 俺、帰宅部。美術関係好き。音楽も。手芸も趣味だよ。作文も。
…負けそうだ。

でもいいや。目標は1人。とりあえず鼻折る。ベコベコにされても片眼くらいほじってやる。
そんな意気込みで接近すると、
パーン…!
と、ピストルのスタート音。

あぶねぇ…。明日の新聞を飾るところだった。
進行方向を変え、気付けば向いていた目を逸らす。
次の瞬間、元亭主と一緒にはしゃいでいた1人が『あの人見てたよ』って言ったのが聞こえた。マズイ。

…けど、気になる。
ので、横目でさり気なく確認。

満面の笑顔でこちらを確認する元亭主。…で、すぐに目線を仲間に戻した。
…と思いきや、すごい勢いで振り返る二度見。顔が真顔になっていた。なんだ、ビビってるじゃん。なんて思いつつ、でも、場所が場所。今日は見逃す。

そんな悶々が増えてしまった本日かな?


《待機所にて》

危うく本格的に自分を見失いそうになった事に猛烈に反省。中学校のど真ん中で今の時代で喧嘩騒ぎなんて、それこそ今後を捨ててしまうようなものだ。カミさんや子供にも顔向けできなくなる。

再びスマフォに目を落とす俺。でも、集中できない。せっかく再会できた元亭主に対し、負けてもいいから全力でぶつかっていきたい。

でも、あ〜ダメだ。最近の俺は暴力っぽい傾向にある。ついこの前も会社のサルEに手を出すところだったじゃないか。あそこで我慢できて、ここで出来ない訳がない。…でも、次元が違うしなぁ。

ん〜…ダメ! 我慢できない!
学校の敷地内だからダメなんだ。外に出そう!
思い立ったが吉日? すぐに行動。言葉に出していないが有言実行。どんな形でもいい。謝らせる。

今度はじっくりと元亭主が居た付近を捜す俺。
一緒にはしゃいでいた2人はすぐに見付けられた…が?
肝心の元亭主が居ない。
一緒にはしゃいでいた2人のうち1人が気付かれないような視線で頻りに俺を確認しているのが分かる。…たぶん、逃げられた…。

電源を入れないスマフォを構え、その位置から離れる素振りを見せる。当然、俺の視線は真っ暗なスマフォの画面に映り込む2人の姿だ。
こちらを気にしていた1人が正面を向いていた1人の肩を叩き、俺を指差す。『行ったぞ』みたいな事を言っていたのだろう。
元亭主が近くに居るなら目線なり声なりでその位置方向を確認できる筈だが、残念ながら2人は以後、それらとは無関係な話でも始めたらしく、緩やかな方向へと態度を一変した。
元亭主は実際に姿を消したらしい。


《一時帰宅》

あんまりウロウロしているのも変なので、学校敷地を出たついでにいったん帰宅。勝手に舞い上がっていたと一人後悔。そして反省。
久々の歩道を朝と同じように歩いていると、そういえば妹の下の娘が中学1年だった事を思い出す。…となると、妹が来ているかどうかは不明だが、少なくとも下の娘は来ている筈だ。
そこまで考えて、またも自分の軽率な行動にビックリ。
あぶねぇ! 元亭主をあの時見付けられていたら、カミさん子供どころか妹と娘も巻き込むところだった!

つくづく自分の考えの浅さが身に染みる。

ところで、そういった状況になるかも知れない場所に足を踏み入れる元亭主の性格もソートーなものだ。


《今度こそ声援》

自宅で一服。少し休憩をとって再び三中へ。もう歩くのが疲れたので車をジョイフル駐車場に捨てての舞い戻り。

時間が前倒しになった昼食。俺の中学生活には存在しなかった、学校敷地で行う家族での食事だ。ふと気付くと視界に入るべき『三田整形』の建物が消滅しており、更地になっていたのが悲しい。

これまでの運動会では、食事を終えた子供は初めにかき氷を食べたがっていたので、密かに小銭を準備していたのだが、なかなかそれを言い出さない。
ので、こちらから『かき氷は?』と尋ねるが、『要らない』とか。
フッ…。父さん悲しいゼ…。

なんでも、部活パレードなる準備があるとかで、弓道部の子供は道着に着替える手間が発生するとか。そういや、そんなの去年も見たっけなぁ。
子供が去って少しすると、その友人たちが姿を現す。
『よしくん父さん、よしくんは?』
そんな彼らはバレーボール部やらサッカー部やら。手にはかき氷を持っている。幼稚園時代から知る子供たちだが、さすがに成長した。でも、手に持つかき氷はあの頃と変わらない。明日も明後日も会社が休みだから、スーパーでも行って買ってくるかな? とか思った。…と同時に、元亭主が見つからなくて本当に良かったと再認識。こんな子供たちまで巻き込むところだった…。


《運動会、午後の部》

午後の運動会はけっこう好きだ。自分たちの思い出には無い緩やかな印象の残るプログラムが多く、中でも部活対抗リレーと名付くパフォーマンス重視のリレーが好きだ。

パフォーマンスは部活ごとに異なり、例えば科学部なら白衣で参加し、剣道部なら防具を備えた上に竹刀を構え、摺り足で全速前進し、バトンタッチ手前で交代者と打ち合うという芸付き…など、まず競争には成り得ない競争だ。

子供の所属する弓道部もちょっとしたパフォーマンスがあり、女子部門の場合はスタートする前に頭を下げる。『○○道』と付くものなら必ずおじぎをするところから始まるが、まさにそれだ。
しかし、剣道などと違って『移動』に縁の無い弓道部。袴が思った以上に曲者らしく、こぞって捲り上げて走る姿が礼儀を欠き妙だ。
しかも、バトンは弓道の的。でかくて軽くて抵抗を受け易く落とし易い。そんなバトンを力強く持つ訳だから、結果的に余った片手で両足の袴の裾を持ち上げている走り姿…。やっぱ変で笑える。
結果はブービーだった。最下位候補だったが、バレーボール部の『トスを行ってからのパス』が、揃ってあさっての方向に行ってしまい、ボールを追いかけてからのコース復帰だったので、そこで挽回してしまったようだ。

そんで男子部門。袴姿は女子と同じであり、バトンは的に代わって弓となる。
やはり走るどころか歩く事さえしない弓道部。
的どころの話ではない大きさと長さを有する弓を持っての競争はけっこうシビアだ。なんたって片手は袴を持つのに塞がっている。細長い握り部分だけを持っての移動は弓が回転してしまうようで頻繁に傾き加減を調整するため他の走者との距離ばかりが開いてしまう。落とせば数万の道具に傷を付ける事にもなる。…まあ、学校側の貸し出し備品だろうが。
…で、バトンタッチは弓を構え、次の走者に向かって矢を射るフリ。急ぎ足で射るのではなく、しっかりと的を見据える振りをし、型を取り、矢を構え、引き、次の走者を射止める…。
タッチされる側は射られて悲鳴を上げてからの走り出しとなる。
そんな時間の掛かる演出だったが、剣道部の10本判定(見た感じの予想)の方が長い演出を要し、やはりブービーだった。


《個人的敢闘賞》

俺の記憶の中のタイヤ取りだな。どさくさまぎれの暴力を含んだ競技だったが、そんなのが今の時代にも残っていた。ただし、男女混合で。
全クラスが一気に奪い取る対象物はタイヤ、ボール、棒の三種。タイヤには幾つかのサイズが存在し、よーいドンで一斉に対象を奪い取り、自分の陣地に持ち帰ってスコアを得る流れだ。男はともかく、女まで埃まみれになってモノの奪い合いに参加する姿が何とも勇ましい…。時代は変わったな。

…で、何故か3回戦中2回ほど参戦する我が子供。メンバー不足か? よく分からんが、1回戦と3回戦の2回に出場していたのだが、3回戦目に思わぬ光景が…。
子どもともう一人、黄色軍から果敢に一つのボールを奪い、持ち帰ろうとしていたが、我が軍のピンクはその2名のみ。状況は2対3。そこに運悪く黄色5名が来襲する。
8人相手にどうにか踏み止まる2名のピンクだったが、状況を知って黄色の更なる増援。状況は2対12。…勝てるワケがないが、長時間粘っていた状況に感動もんだ。

グラウンドには既に奪うモノがタイヤ一つしかなく、そこにボールを諦めた我が子が猛突進。
状況、ピンク1名、黄色多数、赤多数、青多数、オレンジ多数…。勝てる筈がない。というか、ピンクどうした? どこに行った? あ、みんな陣地に戻ってる…。緑なんか全員陣地から離れていない…。なんだか正面でワイワイとタイヤを奪い合っているのに、既に終了したと勘違いしたようなほのぼのした笑顔が…。

やがて最後のタイヤはどの陣地にも運ばれないまま時間終了。単身で奮闘する羽目になった我が子はボロボロになって陣地帰還。いいな、こういうの。笑った。写真撮り忘れた。


《再びタバコ散歩》

妹の元亭主の事を頭から切り離しつつ、またもファミリーマートへタバコを吸いながら移動。
細い住宅街の路地を適当に右へ左へと進みながら、何となく過ぎ行く家の表札を眺めていると、意外な発見。
中二当時のクラスメイトの女の子の家かな? と思われる名字の表札が…。

当時、通学路についての話の中で、
『自分の家は三中のすぐ近くで、走れば冗談抜きで1分だから、登下校の楽しみが全く無い』
と、困ったようにむくれていた姿が蘇る…。

う〜ん、確かに1分だ。昇降口で靴を履いてダッシュしての1分だ…。近過ぎる…。
とか、とうの昔の話を思い出して一人苦笑してみたり。
たまの徒歩は意外な発見を連れてくるのは毎度の事だ。それでも好んで徒歩を選ばない性格の俺は…。
どーでもいいけど、元気してるかな? 今も元気だといいな。


《世界記録もどき》

暑くて疲れるタバコ休憩を終え、またも会場へ。
プログラムはいよいよクライマックス。通称『大縄跳び』とか。
何でも子供のクラスは360回飛んだとか。本当かい? それが本当ならテレビ局が黙っていないぞ?
そんな気分で順番を待っていると、カミさんから『妹見た』との情報が。情報は嬉しいが、何故にお前自身はそれをスルーしたのだ?

まあ、そんな事はどうでもいいとして、さっそく妹の発見現場に急行。電話すりゃいいのに、そんな事も思い浮かばない。

そんな移動中に、妹の上の娘と遭遇。声を掛けられなければ、気付かない程に見違えてたのでびっくりだ。
歩いて来た方面からして妹に会っていたのだろうと思われるのだが、上の娘は元亭主の方に身を寄せているためうっかりした事は言えない。一応、問題があるとは知っていても、それでも自分の父親か。自分が成人するまでくらいは穏便に済ませる意味合いで一緒の籍を置くと聞いていたため、身は向こう側でも心がこちら側にある事は知っている事だ。

そうか、もう18歳なんだ。
たまに心配でバイト先に足を運んだりしていたが、既に就職していたようで、姿が無いワケだ。安心した。
20歳を迎えると同時に独立し、妹側に身を寄せる手筈なのであと2年足らずの辛抱だな。…一人暮らししていて辛抱も何も無いと思うが。
そんな偶然の再会から目的の妹へ。

妹も相変わらずのあっけらかん。一年生(七年生)のプログラムが全て終了した後なので帰る直前だった。
今度ウチに遊びに来いと誘う。人見知りの激しいカミさんでは誘う事が出来ないのだ。

手を振って帰る妹を見送り、思った。
妹に会い、上の娘に会い、元旦那までも確認してしまい、今回の運動会の主人公である下の娘だけ確認していないような…。
まあ、そんな事もあるわな。

そんな想いを引っ下げての大縄跳び見学。

大縄跳びと聞かされた上での360回だったので半信半疑だったが、見れば納得。実は連続縄跳びだった。
クラスメイトが『8』の字みたいにどんどん飛び越えるアレだ。しかも、失敗しても時間いっぱい継続するタイプ。これなら300越えも夢じゃないわな。

とか、呑気に眺めていると、わりと本格的。男女がぎゅうぎゅうと詰め合うように列を作り、ドンドコドンドコジャンプしていく。
大体の場合はクラスに一人二人と足を引っ張るタイプが存在するものだが、猛練習でもしたのか、そんなタイプの動きが見当たらず、見事な連携を作り上げていた。
どのクラスの誰が引っ掛かって動きを止めても、それを責める声がなく、次へ次へとみんなが連携に挑戦する姿はちょっと感動したな。

そんなピンクの我が子のクラスの記録は506回飛び。2位の502回飛びの僅差で1位取得。
最後に見せつけられた気分。


《成長》

子供の成長を見るのは別に趣味ではないが、趣味でないからこそか、たまに見ると明らかに成長した姿を目撃する場面に出くわすものだと実感する。
いつも人の買ったモノを勝手に食べ尽くし、勉強も宿題もさっぱり手を付けない我が子は、家の中では無口でカミさんへの口答えだけが達者なヤツだ。
にも拘らず、学校では家ではまず見せない姿が多分に含まれ、見ているこちらが『知り得ている我が子』を捜す始末。
歯痒いねぇ。

そんな思いで、俺は俺でパチンコ屋さん。
ちょっと勝って、褒める代わりに何か買って帰ろうという魂胆。
1000円使いました。
当たりました。
6000円になりました。
帰ればいいモノを、欲張って続けました。
呑まれました。
1000円マイナス。
まだ2000円あったけど、使わず帰りました。
成長の出来ない父親…。

まあ、慣れていないけど、褒める事にしました。
特に少人数、単身で奮闘したボールやらタイヤやらを奪う場面を。
慣れない褒める側と、慣れない褒められる側。
なんか互いにぎこちなくなったな。
まあいいか。


《あとがき》

濃密過ぎた今年の運動会。
暑くて神経使って暴走しそうになって頭に血が上って…勝手に疲れた。
兄妹血縁に再会して過去の会話を思い出して思わぬ我が子を見付けて…ほんわかした。
とにかく濃密だった。

夕食を作るのが面倒となったので、すき屋…が却下されて吉野家になった。牛丼と豚丼をダブルで食べたが、昔、ウマイと感じた味がすき屋に乗っ取られていたようで、なんだか味気なかった気がする。やっぱ濃い味の方がいいな。

早速日記書こうと思ってパソコン開いたら、待っていたかのようにフリーズした。復旧に6時間(内、寝落ちによる仮眠1.5時間含む)。
強引な復旧は負荷を重ね、ついに動画を観る事が難しくなったようだ。再生すれば数秒で固まる。再起動不能…。既に主電源スイッチを失っているパソコンの電源オンオフは、それだけで労力を伴うものだ。

ヤベーな。GIFまで作動しなくなったらネットそのものが開けなくなるぞい。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する