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2018年09月06日10:29

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だからこそ余力が必要だが

■北海道の全戸停電、復旧めど立たず 震度6強の地震
(朝日新聞デジタル - 09月06日 07:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5276309

北海道全域停電。トリガーは苫東厚真発電所のダウン https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00000010-mai-soci … 苫東厚真発電所は、Wikiによると超々臨界ボイラを用いた高効率石炭火力発電所、総出力165万Kw。恐れていた広域停電が起きてしまった。
直前の稼働状況は北海道電力のホームページがつながらない状況で不明だけど、ボイラー1基止めていたとしても100万Kwくらいかな?
全体で500万Kwくらいの規模でそこが飛んだら、一気に20%が飛ぶので、送電網の脱調が発生し、残りの火力に以上不可が伝搬して、機器を守るために次々と発電機はトリップ。大型火力発電所群が全滅した模様。
そういう状況でも稼働可能な泊原発が1基(3号機91万Kw)でも生きていれば状況は大幅に違っただろう。
で、この様な広域停電に陥れば、まず日本では小規模な通常のダム式水力発電所の稼働と限定された送電網への通電を開始。その水力の電力が火力に届けば、火力初遺伝書の再稼働。火力発電時は変電所側で通電すべきエリアを限定して負荷を確認しつつ火力の送電と可動範囲を確認していく。で、稼働可能な火力が一通り動いた状態で送電網へ給電を開始するが、負荷に耐えきれなかったり即時稼働が困難な火力発電所が多いようなら、輪番停電などの処置が必要になる。

熊本地震のとき、九州も基幹送電網が九州中部(阿蘇付近)で断裂という危機的状況に陥ったが、南部は川内原発が、北部は大分や北九州の火力発電所群がカバーして乗り切った。(当時は玄海原発はまだ未可動) この差を考察すべきだろう。北海道は津軽海峡からの連系線の容量が少ないのもネックだ。

さて、「電力は足りているから原発再稼働は不要」みたいなみなさんはどうるのかな?これを見ても見えないふりをするだろうね。

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