今朝の東空の下弦の月は美しかった。
月といえば満月を好むひとの方が多いのであろうか。僕はこの下弦の月が好きである。
ところで朔太郎はどんな月に吠えたのであろうかあの詩を詠んだことがないので判らない。ご存じの方教えてください。
この人である。
ホームレスというよりかはルンペンと呼ぶほうが近いようなこのヨレヨレの俳優はご存じ高橋克典さんであり僕の好きな俳優さんだ。
先週から始まったNHK土曜夜ドラマ「不惑のスクラム」で高橋さんが主役を演じており番組冒頭ヨレヨレボロボロのルンペン姿で出てきたのには驚いた。
しかしいい男というのはかくも汚らしい格好していてもどことなくカッコいいから凄い。そしてその微妙なアンバランスさが僕にはとても素敵に思えたりする。
高橋さんってお目めが小さいのにカッコいいところが未だに疑問であり不思議だ。これって日本七大不思議のひとつではあるまいか。んなことないか。
ドラマの物語であるが不慮の事故により傷害致死罪で5年収監された男が出所後身を持ち崩して河原で服毒自殺を図ろうとしたところ、熟年おやじたちの草ラグビーのボールが彼のところに飛んできて・・・という始まりである。
熟年しろうとラガーマンたちとの交流を得て彼が再生再起する話であろうと物語がほの見えるものの高橋さんと準主役のショーケンさんが熱演しているので今後が楽しみなドラマである。全7回の週末が第二話です。よければ是非。
7月に健診を受診して同月末に検査結果が出たところ肝機能障害に糖尿気味に高血圧そして弛緩性十二指腸のトータルD1ランクの病気のかたまりと診断されてしまい焦った。
長女が夏休みにつき時間をとれなかったため昨日健診を受けたクリニックに行き可愛い女医さん(既婚者)に相談に行った。
十二指腸については問題がないことを確認するための検査として胃カメラを飲むよう勧められた。以前本社管理部門勤務時代に胃痛を起こして東京の病院で胃カメラを飲みたいへんな苦痛を味わった経緯があるのでまたあれ飲むのに抵抗があるのだが背に腹は代えられないセクハラは辞められないということで検査受診を今月末に申し込んだ。
肝機能については昨年半年酒辞めたら正常値になった履歴があるので昨日を最後に酒断ちをすることとして家内に宣言したところ拍手喝采を得た。これに準じて高めのヘモグロビンの値を下げるべく減量に取り組むことにもした。昨年末の体重83キロからのリバウンドにより現在92キロの体重を年末までにまた83キロに戻すことにする。
そしてもひとつの高血圧だ。これについては女医先生にやんわりとした口調ながら脅された。高血圧は自覚症状がなくても血管の硬化により心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるため血圧降下剤の投与をしないとダメだと明言された。
かつて知人から血圧降下剤を服用始めたら最後死ぬまで飲まされると聞きやだなあと思っていたのであるが倒れて死ぬのはやはりイヤなので今日この後行きつけの内科に行き先生にすがりついて泣いてあわよくば接吻して薬の処方を得ることにする。
あ、先生じじいだったな。接吻はやめておこう。
高血圧をナメてかかっていたのにはある人物に由来する。それは盟友弘明寺のくまちゃんが経営するカラオケバーの常連で俳優の大森南朋とダンカンを足して二で割ったようなナイスガイの還暦呑み助Tさんの豪傑伝によるものだ。Tさんかなりヤバい高血圧ながら毎晩晩酌をしているという。そして彼にこう言われたものだった。
「よっちゃん血圧なんてレッドゾーンを越えてはじめて高めてなもんよがははははははははははははははははははは
」
Tさんのいう高めはなななんと200だそうだ。それって天ぷら油の沸点じゃないか?いくらなんでもヤバいよなあと当時は思ったもののここにきて笑いごとではなくなった。
昨日のクリニックで計った血圧は166/114で今朝自宅で計ったところ160/104だった。このまま手を打たないと油の沸点になってしまうので生涯投薬を決心した。
というわけで当面健康快復にむけてまっしぐらだ。理由はただひとつ。チビたちがまだまだ小さいのでお父さんここで死ぬわけにはいかないんである。ほんと、恥かきっ子を持つととうちゃんたいへんだ。楽しいけど。とにかく僕我慢の日々だ。頑張ります。
さて「ラッキーヘルス」というタイトルにしたがこの造語はもう四半世紀ほど前のことだ。会社支店で青森に旅行に行きわんこそばの大食い大会を開くこととなった。
ただ食した椀数を競うだけではつまらないため、誰がいちばん食らうかの馬券買いの賭場を目論むこととなり僕が社員各員に馬名をつけることとなった。
その際に若手の女の子でちょっと淫靡でいやらしい子がいたので彼女につけた馬名がラッキーヘルスであった。この命名は男性社員たちに大うけだった。
僕的には会社のお局ですぐ若い男性社員に色仕掛けする彼女に対し「ゴケパイソン」と名付けたのが白眉だと自画自賛したものだった。いまどうしてるかなあゴケパイソン。
他にも男性社員には県央綾瀬に住む子泣きジジイみたいな上司に「アヤセノクソオヤジ」や麻雀パチンコに強い上司に「ブッコミアブラオー」と命名したところこれも大うけだった。そんなことして遊んで喜んでいたのでいまだに往時誰が優勝したのか覚えていない。
そのあたりからして僕には博才が無いなと思い知らされたものだった。けけけ、ゴケパイソン
。
昨日酒は当面最後としていきんで飲んだビールがこちら。
キリン一番搾りの超芳醇とかいうやつでありふつうの一番搾りと値段が変わらないので飲んでみたが超芳醇とふつうのものとの違いがどこにあるのか皆目判らなかった。
そのことを家内に告げたのちあっ!違いがわかった!ラベルが違う!と叫んだところ、家内は5分ほど口をきいてくれなかった。ぐっすん(T_T)。
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