mixiユーザー(id:11481459)

2018年09月03日22:09

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理不尽な「連帯責任」の強制の結果

加害者家族 自殺するケースも
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5271285

(単に逮捕とか起訴段階だと、「無罪推定原則」の問題も生じますが、それはさておいて、有罪確定を前提にします。)
まず、その「加害者の家族」が加害者を支配して犯罪を敢行させたとか、唆してたとか、犯罪の実行を手助けしたとか、そういう「共犯」だという場合は、その者が責任を問われるのは当然と考えます。(この場合、当然ながら私刑が許容される訳はなく、刑法典に則って正当な裁判に基づき処罰されるべきです。)
また、刑事上の責任は問われずとも、例えば詐欺師や窃盗犯の配偶者が、被害者から騙し取った・盗んだ金から贈与を受けていたとかの事情がある場合に、被害者が配偶者に、その配偶者が得た利益を限度として財産の返還や賠償を請求するとかの民事上の責任は、個別の事情にも依るでしょうが、その配偶者が、犯罪者が持っていた財産の出所について怪しむべきだったのにしなかった等の落ち度がある等であれば、認められていいと思います。

ただ、それ以外の、そもそも被害者でも無い人が、加害者でもない人を、何の権限も法的根拠も無く迫害するのは、ただの「無法」であって、断じて許してはならない、と考えますし、
不利益を受けなければならぬ正当な理由がないという意味では、理不尽な被害を受けた「加害者の家族」はその被害については「被害者当人」に他ならぬのだ、誤った正義を振りかざす者こそがそこでは「加害者」だということをはっきり認識する必要があると考えます。

正直、コメント欄や日記欄で、「家族」の不利益を当然、正しいと書いている人ばかりで、呆然とします。
心情的にはともかくも、理屈では絶対に正当化などできないと思うのですが…。
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