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2018年09月03日21:57

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日本のブラック企業は4割くらい?


週刊プレイボーイが1000人アンケートを実施したようです。

このエンタメ系の雑誌がそこまでしないといけないのは
日本社会の闇の深さを物語っている気がします。

実感としては
「3割の人が過去に有給を一度も取得したことがない」
というあたりは納得できます。

ひどいことですが。

そして

年内に誰かが1日有給を取れた

というだけでは

企業がブラックかどうかは断定できません。

むしろ

記事で紹介されているように
「忌引きを取ったから怒鳴られた」などという職場は
ブラック認定して良いと思います。


控えめにそれを1割カウントすると

日本企業の4割はブラック企業であると言えるのでしょう。


なお

御承知と思いますが
有給休暇は
理由を言わないで取得できることが
法律で認められています。

また

雇用側は
「時季変更権」と言って

「事業の正常な運営を妨げる場合において」は
有給休暇の取得日を変更することができますが

シフトの調整をすれば代替可能である程度なら
変更権は行使できない

など

安易には使えません。


もちろん

最初から
会社側が有給の日付を指定するなどという行為は
法律違反となります。


こういう
法律違反が黙認されている背景には

まともな労働組合が少ない

ということが大きな要因ではないでしょうか?


企業の味方をするひどい組合も多いし
そもそも
「ない」という会社も
少なくありません。

そういう場合には
業種を問わずに加入できる「地域労組」という組合も
大きな都市にはあるので

是非

探してみてください。



https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180903-01069920-playboyz-soci

過去に一度も取得したことがない職場が3割? 1000人アンケートで見えた、超リアルな「有給」の実態


9/3(月) 9:27配信 週プレニュース

「全問正解で有給チャンス」――。

恐るべきブラック職場の実態に世間は凍りついたが、果たして、これは氷山の一角にすぎないのか?

週刊プレイボーイが独自に実施した1000人アンケートによってサラリーマンのリアルな「有給」実態が浮き彫りになった!

* * *
サントリーの子会社である「ジャパンビバレッジ」の支店長が従業員に送ったとされるメールが物議を醸している。

「ブラック企業ユニオン」がツイッターに画像を投稿したことで始まったこの騒動。メール本文には「全問正解で有給チャンス」「不正回答は永久追放します。まずは降格」といった文章と共に、15ある都内の駅名を売り上げの高い順に並び替えるクイズが出題されており、不正解なら有給休暇を取得できないばかりか、「降格」のリスクもある......というひどいものだった。

どこまで本気なのか、にわかには信じ難いこの事案。しかし、本誌が取材を進めると、現代日本に生きるサラリーマンたちのリアルな有給取得事情が浮き彫りになった。

■有給取得は二極化!「圧力」経験者も2割強

週刊プレイボーイは、会社員男性1000人を対象に有給取得に関するアンケート調査を実施。

その結果、「今年に入って、有給を取得したことがある」人は全体の65・5%だった。また、「今の職場には有給を取得しにくい雰囲気がある」と答えた人は約4割にとどまり、意外にも(?)、3分の2程度の人は有給をしっかり取っていることが判明した。

その一方、「今の職場では、過去に一度も有給を取得したことがない」と答えた人も約3割存在。そして、「周囲の圧力で有給取得を撤回させられたことがある」人が約2割強と、ジャパンビバレッジばりのブラックな環境に身を置く人も少なからずいることがわかった。

これらをまとめると、「有給を取れる人は、毎年コンスタントに取れている一方で、取れない会社や部署は一切取れない」というのが現実なのかもしれない。有給取得は二極化が激しく進んでいるようだ。

■どう考えてもアウト! ブラック職場の実態

ざっと集計したデータに目を通したところで、次は取材で寄せられた「有給」にまつわるエピソードを紹介していこう。ブラックなエピソードの中で、ある意味オーソドックスだったのがこういう声。

「有給は基本的になし。夏休みは建前上、4日間ほど設けられていますが、業務量が多く、自分しかできない仕事も多いのですべて消化できず。バブル期に入社しただけで今の地位にいる無能上司は、口では優しく有給を認めてくれますが、実際の業務をしている社員にそんな余裕はない。なお、他部署の辞めた社員は、退社時の有給消化もほぼなかった」(中小出版社)

制度的には一応あるものの、文化としての有給は存在しないというケースだ。

また、会社によっては、独自の制度で有給を消化させる動きもあるようだ。

「有給は名目上、年間10日間ありますが、弊社には謎の『一斉休暇』なるシステムがあり、有給取得日を5日分、会社に指定されます。しかし、その日は休日や祝日なんです。『それ、もはや有給じゃなくね?』と思うけど、5日休めるだけ恵まれてるのかな、と自分に言い聞かせています」(中小食品メーカー)

一方、狙ってなのかどうなのか、独自の制度によって、有給の取得意欲を下げている会社も存在する。

「有給は必ず1ヵ月以上前に申請が必要。しかも、有給後は『有給取得報告書』の提出が義務づけられています。どこに行ったのか、何をしたのか、A4用紙1枚に記入するのですが、正直プライバシー的にどうなのって感じですよね。報告書がダルすぎて有給は自然と取らなくなって、会社の思うツボだなって感じです」(中小医薬品メーカー)

小学生ではなく、会社員の話なのだから驚きだ。



さらに、会社の問題ではなく、極端な上司の下で働いていることが、有給の取得状況に大きく影響していそうな人も。

「父親が急に亡くなり、喪主を務めることになりました。有給の忌引が3日にわたったところ、なんと上司から鬼電が。『いつ職場に戻るんだ!』と罵声を浴びせられました。正直こっちはそれどころじゃないし、人間的にどうなのって思いましたね。それ以降、家族が亡くなっても職場の誰も忌引と言えず、体調不良とごまかすようになりました」(中小広告制作会社)

忌引ですら有給を取ることができない......人の心を失っていると思わざるをえない事例だ。

知れば知るほど気になる、他人の会社の有給取得事情。『週刊プレイボーイ』38号(9月3日発売)「1000人アンケートでわかった 超リアル『有給』実態」では、このほかにも、大企業にもかかわらず限りなくブラックに近い職場や、夢のような超絶ホワイト職場を紹介している。


取材・文/テクモトテク イラスト/渡辺貴博

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