鷹と鷲、イルカとクジラなどは、生物学上の違いは無く、
単に大きさとかの違いだけらしいのですが、
では、蛾と蝶はどうなのでしょう。
この両者の区分けの仕方にはいくつかあるようなのですが、
厳密にはきっぱり分かれないようです。
国によっては呼び方に違いが無いという所も。
蝶と言えば、美しい女性の代名詞にされるほど、好かれている昆虫なのに
蛾となるとどうも害虫扱いされているようなのに。
私はと言えば、子供の頃「幼虫が芋虫なのが蝶、毛虫なのが蛾」だと思っていました。
もちろん、これも間違い。
なぜこんなことを考えたかと言うと、先日庭である幼虫を見つけたのです。
保護色なので良くわからないかもしれませんがとっても綺麗な緑色の芋虫ですね。
こちらの方がもちっとわかりやすいかもしれません。
前から撮ってみると…
こいつ、どうも、目がどこにあるかわかりません。
こんなに綺麗な芋虫は初めて見ました。
でも食欲が凄いようです。
ってことは、植物側からするとやっぱり害虫ってことになってしまうのでしょうね。
で、この幼虫、こんなに綺麗なのだからどんな蝶になるのか?と調べたら
なんとコイツの幼虫でした。
ズズメガです。ハチドリのようにホバリングして飛んでいるヤツ。
そう、中国では幼虫が食用にされているという、あの……
ちなみに、蝶と蛾、いわゆるチョウ目の中で、一番美しいと言われているのは
意外に蛾の方にいたりします。
「ニシキオオツバメガ」という蛾を検索してみて下さい。
「これ、蛾じゃないでしょ!蝶でしょ!?」と思う事間違い無し!
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