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2018年09月03日09:40

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千代田区当局が匙を投げた結果がコレ

■日テレ通り、高さ制限緩和に賛否 再開発計画 東京
(朝日新聞デジタル - 09月02日 11:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5270723


先ずはじめにお断りしたいのは、
私は番町地区に住むマンション住民ですが
元は隣接する麹町に居住する住民でしたので
どちらかと言うと「旧住民」にカテゴライズされますが
「建物の建築が適法であるならば反対運動は無駄」
と考えております。


数年前に番町地域の街作りについて区主催の説明会がありました。
この段階で「(通称)日本テレビ通り」の東側と西側で大きく意見が異なりました。

東側は日本テレビを含む土地建物を単独で所有する人々。
西側が一軒家やマンション住民。
大きく、こんな色分けがされていました。

建物所有者としては高層建築にして収益を多くしたい。
住民としては景観を保って(=高さ制限)住みやすくしたい。

最初からこの様に意見は分かれたままなので
私が区に対して
「番町地区と言う分け方ではなく、日本テレビ通りを東西に分けて考えられないか」
と投げかけましたか、区としては自分達のエリア分けに終始した為に、
結局は意見の調整も集約も出来ずに街作り案は棚上げとなりました。

この様に区を主体としたルール作りが失敗した状況下で
日本テレビは周辺の土地を買収して高層のスタジオ棟を建設しました。
近隣マンション住民や記事にもある学校が反対運動を起こしましたが
日本テレビは適法な建築であった為に反対運動は失敗に終わりました。

日本テレビの地域開発は既に周辺の土地買収や
自社老朽建物の廃止や取り壊しを進めております。

日本テレビとしても
現在の汐留社屋は移転した途端に失敗であった事が判明したので
汐留移転当初から創業の地である麹町(住居表示では二番町)に
戻る計画を立てていました。

そして、TBSに負けない商業施設も取り込んだ
日本テレビ単体での再開発を目指している様です。

これに乗ったのが地元の商業者です。
「日本テレビ通り振興会」が主流かどうかは分かりませんが
日本テレビの本社が戻って来ることでの昼間人口増加、
その上に商業施設まで誘致すれば多くの人々が
この地を訪れることになります。
それは即ち、地元商業の発展に繋がると考えています。

そして、日本テレビの復帰による地価上昇は
土地建物を貸す者としては賃貸借収入の増加も期待出来るのです。
当然、土地建物の譲渡益も上昇するでしょう。

また、東京メトロ有楽町線の麹町駅でも
番町側の地上口へのエスカレータやエレベータが一切無い
「バリアアリー」の状況を打破してくれるのが
日本テレビの再開発であると期待している住民も少なからずいます。

この麹町駅は狭い日本テレビ通りの下に作ってしまったので
番町側の新木場方面ホームと改札階の間には階段しかない
こちらも「バリアアリー」の状態です。

足腰の弱い人や不自由な人、傷病者はホームから地上まで
徒歩で昇らなくてはなりません。
当然、逆も徒歩のみです。

私も腰を痛めた時や過労で帰宅する時には
本当に苦労しました。

東京メトロの回答としては、
「反対側の『麹町口』にあるエレベータを利用すれば良い」
とのことですが、
麹町口と番町口とは駅の両端に位置している上に
双方の出入り口の間に谷が1つあるので
健常者以外には非現実的な選択なのです。

だから、日本テレビの再開発を歓迎したくなるのも理解出来ます。

事実かどうかは分かりませんが
区としては日本テレビの開発を受け入れたいのかも知れませんしね。

この様に三者三様の意見への落とし所が見つからないままに
日本テレビは着々と適法な開発を進めているのが現状なのです。
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