この日の夜は実力派揃いのブッキングへ。見た中でまず、あきいちこさんは、まだまだ東京では猫かぶっていますが、でもこの日は対バンに刺激されたものもあってか、いつものあきさんのテンションの片鱗を見せつつ、じっくりと歌い上げる歌のエネルギーがすごくいい感じのライブになりましたね。
次に、田島茜さんはソロとしては初めてですが、実はこの日の面々では一番昔から知ってるという。とは言え、昔とは音楽の雰囲気はだいぶ違いますけどね。基本的にはバンド志向のキラッキラなサウンドで、女の子の感情をストレートに描くラブソングであるのですが、この日のピアノとのシンプルな編成のサウンドでも輝きのある歌となって、素敵な雰囲気を出していましたね。
そして、皐月さんはMCのほとんどはおチャラけているわけですが、でも歌いだしたらしっかり泣かすところが、ズルいんだよね。そのエンターテイナーさは、流石としか言いようがないですね。小林未郁さまのツンデレから生まれたという「ひげマスター」を、ひげ社長のハコで聞くというのも、またオツでしたね。
最後に原田侑子さんは、ニューヨークのアポロシアター出演直前のライブということで、そんないろいろ楽しみでフワフワした気持ちがありつつも、苦い思い出もあったりするこの場所で、あらためてしゃんとする気持ちもあったりして、侑子さんの歌の力強さを、さらに飛び立たせるようなライブになりましたね。そして、そんなパワフルな歌に、こちらの気持ちも熱く上がるものに。
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