教えるという事、、、

ピアノを教え出して、20年ほど経つ。もちろん何百人もの生徒達と接してきたので、名前まで覚えられない。

音楽大学に行く生徒達、音楽に仕事に就いた生徒達、ピアノを特技にして学校の試験に挑む生徒達、ずっと趣味で弾き続ける生徒達、、、ピアノを習って、みんな未来に向かって挑戦してるんだな〜。

以前、色んな大使館の大使の御子息を教えたこともある。今日はその中の一人の方の奥さんからメッセージが届いた。私のピアノのレッスンのお陰で、息子さん達と娘さんがイギリスの学校合格したとのこと。それもイートン校だって〜。 女の子もイギリスでは有名なお嬢様校。すごいよね。ピアノで試験を受けて、特待生として合格したらしい。合格の件は、イギリスに戻られる前に聞いたけど、イートン校だったとは知らなかった。 超エリート校じゃーーーん。 制服がタキシードみたいなやつでしょ？ 全寮制で、テーブルマナーとかもエリートととしての教育を受けるって聞いたことがあるよ。
双子の男の子達で、2人とも合格。一人は1年くらい遅れてピアノのレッスンを始めたから、ピアノの腕前は2人の間では大きな差があったのは覚えてる。で、特待生で受け入れてもらったのは一人だけだって。特待生は、確か学費が違うと言ってたかなぁ。

その後、大使はイギリスで皇太子の元で働き、今はまた別の国で大使として働いてるらしい。ワインが美味しい国だ〜。

こうやって、生徒達の「その後ニュース」聞くと、すごく嬉しい。
時々レッスンに嫌気がさす時もあるけど、やっぱりやり続けるべきかな？！と思う。
今まで、先生なんていつか忘れられるもんなんだな〜って思ってたけど、時々こんなメールをいただくと、教えるって他人の人生を変えることなんだな〜って、大切に思える。
すごい事だな。

やっぱり人が求めてくれている間は、教えるのは続けよう。
今年は新しい生徒を受け入れないでもっと減らそうかと思ったけど、本当に私が良いと言ってくれる人だけを対象に受け入れることにしよう。半年待たしても諦めずにスケジュールを聞いてくる人が多くいる。また忙しくなりそう。 頑張るママを子供達にも見せないとね！！