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2018年08月23日08:38

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8月23日(木) #1676 台風20号、西日本直撃へ。近畿地方は「危険半円直撃」コース

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から70年前の1948年(昭和23年)の今日、新潟「川開き」の花火大会の観覧に殺到した人々の重みで、万代橋(萬代橋)の欄干が崩落し、観衆約100人が信濃川に転落しました。この事故で11人が死亡、29人がけがをし、以後、花火大会を橋の上で立ち止まって観覧する事は禁止となりました。

■萬代橋 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%AC%E4%BB%A3%E6%A9%8B

■萬代橋歴史読本 - 国土交通省北陸地方整備局
http://www.hrr.mlit.go.jp/niikoku/bandaibridge/pdf/shiruhodonaruhodo.pdf


また、今から25年前の1993年(平成5年)の今日は、俳優、モデルの五十嵐健人(いがらし けんと)さんの生まれた日です。

■BOX CORPORATION
http://www.box-corporation.com/kento_igarashi






















8月23日 木曜日

台風20号は、きのうからけさにかけて再発達し、中心気圧が950hPaという非常に強い勢力になりました。過去、西から迫って近畿地方を襲った台風は、おおむね中心気圧が970hPa前後の状態だったケースが多く、それを考えれば過去何度か襲来した台風より強いものと見て警戒しなければなりません。

けさの段階で、台風の中心は四国の室戸岬かその東西数十キロの範囲内を通る見込みで、四国か紀伊水道経由で紀伊半島又は兵庫県への上陸は確実と見られます。

フォト

この場合、最も天気が荒れる恐れが高いのは、四国東部(香川県、徳島県)、淡路島、近畿地方ほぼ全域、東海地方の三重県、岐阜県と思われます。

なぜそう言えるのかと申しますと、その理由はタイトルにも示しましたように、このエリアは台風の「危険半円」が直撃する恐れが非常に高いからです。

危険半円と言うのは、簡単に申しますと「台風の進行方向右側」の事を示します。台風が北に向かっていれば東側、東に動いていれば南側が、西に動いていれば北側が「危険半円」になります。

右側がなぜ「危険半円」なのかと申しますと、台風の渦の巻き方と台風を押す風を矢印に描いて示すとすぐに分かります。

台風の渦は、宇宙から見れば反時計回りに風が巻いており、一方で台風を押す風も存在します。

フォト

すると、台風の進行方向右側は台風を押す風と台風を取り巻く風との向きが一致する為、風力が何倍にも膨れ上がる恐れがあります。

これは中心に近いほどより強くなりますが、中心にあまりにも近過ぎると、逆に風が弱まる傾向があります。台風を押す風と反対向きに吹き込む風の影響が現れ、打ち消し合いになるためです。これが気象衛星からもはっきりと分かる形になれば、それが「台風の目」であります。

あらゆる方向からの風がぶつかり合う事で打ち消し合いとなり風が消滅して、ぽっかりと晴れた風の無いエリアが生じる、それが台風の目なのです。

もちろん、台風の目の周辺は猛烈な風雨が起こっていますから、台風の目に入ってしまった場合は安心せず、外に出ない事です。

もちろん、台風の左側半分も右側ほど風は強くならないものの、状況によっては「冷たい空気と温かく湿った空気がぶつかり合う」ポイントになり、雨雲が右側よりも発達する恐れがあります。台風をめがけて北から冷たい空気が引き寄せられると、台風の渦から北東方向に長い雨雲の帯が生じ、巨大な数字の“6”のような形に雲が形成される事があります。これは言わば台風が冷たい空気を引き込んだために段々と熱帯低気圧から温帯低気圧へ性質を変えつつある時の姿で、雲の帯は天気図に現れない前線と言ってもよいかもしれません。

こうなりますと、台風から遠い東北や北海道にも大雨の恐れが出てまいりますから、警戒が必要です。

今後の台風情報には十分ご注意くださいm(_ _)m
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