2018年02月26日10:52
まぁ、「話半分」って言葉もあるし
人は往々にして人から聞いた話を
二割〜三割は盛って第三者に面白おかしく話すものです(笑)
まぁ、その辺りの事情は聞く側もだいたい心得ていて
二割〜三割は間引いて聞く心意気(笑)も常備しているようで
こと、関西地方に於いてはそれらの傾向がより顕著に現れてくるかと思われます!
前置き、長くなりました…
ワシが服役中のある日
同部屋の李さんと池本さんとの会話が盛り上がっていました!
李 「ほんま、これのどこが筑前煮なんやろな? 筑前煮とは似ても似つかん物体やがな…」
池本 「まぁ、まぁ、今さら…(笑)」
李 「知ってるか? 懲役の俺らに回ってくるおかずの流通過程を?」
池本 「どないしてん?」
李 「これはな、炊事工場の懲役から聞いてんけどな…」
池本 「なになに?」
李 「その日、搬入されてきた梱包は
中身が真空パックのイワシやったらしいねんけどな」
池本 「ふむふむ」
李 「もちろん二千人分やから何箱あったんか知らんけど
全部の箱に極太黒マジックで塗り潰された痕跡があったんやて」
池本 「なるほど?」
李 「でな、そいつ、よ〜く目を凝らしてそのベタ塗りを凝視してみたらな…」
池本 「してみたらぁ?
」
李 「下の文字が見えてきてんと…」
池本 「なんやねん?」
李 「その文字はな…」
池本 「もう、じらすなよ!
」
李 「『○○水族館様、あしか用』と書かれててんて…」
終わり
あとがき
一寸の虫にも五分の魂(笑)
一応、法務省も忖度してか
ワシらの目に止まらんように黒塗りにしてくれたんやな
でも隠し切れてないから意味ないけど(笑)
さて、ワシはありのままの日記書いたけど
李さんが既に話を盛ってたらすんません(笑)
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