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2018年08月14日08:42

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今度の台風は

 台風、南九州へ来そうですね。新聞の週間予報で、急に雨マークが増えたので何で?と思っていました・・・
 ところで、ネット配信の無料テレビを見ているのですが、今日は眠気覚ましに「激レアさんを連れて来た」を見ました。珍しい体験をした人のエピソードを、面白おかしく紹介する番組なのですが、今日の激レアさんは安全保障学の研究者。ロスアンゼルスで高校に入ったら、その高校がマファイアの息子やギャングの多い学校で、そうとう危ない高校だったのですが、偶然大きな勢力を持つマファイアの息子と友達になったおかげで、通常体験できないことをしたというものでした。
 実を言うと、クウネルも似たような体験をしているので、「わかるわかる」と共感してしまいました。
 クウネルの体験とは、大阪で働いていた頃のまだ18か19の時、クウネルは寮の仲間と共に、仕事終わりに近くの公園でバレーボールをしたり、ダンスパーティーを主催してちょっとした小遣い稼ぎをしたりの、青春謳歌時代。気は弱かったのですが、カラ元気で弱さを見せず、妹や中学の同級生女性が紡績会社に勤めていたので、今で言う合コンみたいなことを主催したり、ま、いろんなことをやっていたのです。
 近所の公園でバレーボールをしていた時、遠くから見ているちょっとやくざっぽい男がいることに、ある日気づきました。
 で「暇なら一緒にやらない?」と、声をかけると「俺が入っていいのか?」とやくざっぽい男は喜んで参加しました。結構上手だったから、学生時代ちょっとやっていたかも知れません。いかつい顔と金のネックレスに似合わず、笑うと人なっこい笑顔。欠点は自分のことを自慢する癖があることでした。曰く「俺はなんとか組の者だから、困ったことがあったら何でも言え。俺に出来ない事は無い」
 寮の仲間は怖がって、「あのおっさんとはかかわらない方が良いのでは?」と心配したのですが、クウネルは「どうせチンピラだよ。言いたいこと言わせてアニさんアニさんと立てて置けば危害を加えないのだから」と、そう深くは考えず、「アニさんアニさん」と表面おだてながら裏では「あのチンピラ本物のやくざかどうかも怪しい」と疑っていたのです。
 時々すごく怖い眼もするのですが、寮生の僕らを自宅へ連れて行って、めったに食べれないごちそうを食べさせたり、高級そうな酒を飲ませてくれたりする優しい面もあったのです。なにより奥様が水商売風の美女で、憧れでした。胸がでかいのにスタイルがいいし、気さくだったのです。
 そうこうしている時、僕らはいつものように卓球場を借り切ってダンスパーティーを企画。あの時代、ダンスホールへ行くのは不良。でもダンスパーティーはそうじゃないという風潮があって、結構儲かったのです。なにも知らないくせにわざわざ税務所へ行って、収益から税金をどう納めれば良いかを相談したり、会費は安く、いろんなバンドを呼んで生演奏で踊れるようにしていたので、毎回人気のダンパでした。
 そのダンパに、ある日入れ墨を見せびらかしたチンピラが二人来て、「だれに断わってやっているんだ」といちゃもんを付けて来ました。僕は入り口で彼らに対応していたのですが「こういうときアニさんを使わないと使い道が無いぞ」と、寮の仲間をひとり、アニさんを呼びに行かせ「ちゃんと税務署にも警察にも届を出している」と、入れ墨の二人の相手をしながら時間稼ぎ(笑)
 驚いたのは駆けつけてくれたアニさんの顔を見た入れ墨の二人。「何でアニさんが・・」と、ペコペコし、「こいつは俺の舎弟だ」と言うアニさんの一言でそそくさと帰って行ったこと(笑)「チンピラだと馬鹿にしてたけど、アニさんちょっとは名の知れたほんまもん?」寮の仲間と首をすくめました。
 驚きはその後・・「俺の舎弟だ」と言ったアニさんの言葉は、どこでどうなって噂が広まり、僕の顔が知られたのか、街でたまにすれ違うチンピラが僕に頭を下げるのです(笑)
 このままでは俺はやくざにされる・・怖かったです。そのとき初めてアニさんと関わったのを後悔しました。「おふくろが急病だ」と嘘の走り書きをアニさんの部屋に投げ入れ
すぐに田舎へ逃げ帰りました(笑)そんなことを思い出した朝です(笑)
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