録画してあった映画「日本のいちばん長い日」２０１５年度版を見た。
旧作の昭和版「日本のいちばん長い日」は、、数回は見ているので その比較としてでもある。
リメイク版としての良いところは、 � ▲櫂張瀬狎觚声�諾までの前日談が詳しめに描かれている。
昭和（１９６７年）版では、まだまだ観客に大戦・敗戦の経験者が多く、さほどに詳しく経緯を説明する必要がなかったのだろう。
しかし平成版では、そのところを映し出さないと観客の同調を得られない。 その意味では前日談は、もっと長くても良かったかも。
�◆⊂赦妥傾弔鬚靴辰�りと描いていたのも良し。 昭和版では、ぼやかされていて物足りなかったもの。
一方、不満もある。 リアリティを出すためなのだろうが、全体的にセリフが早口で聞き取りにくくて困った。 ひそひそ話の場面でも、本当に小声になってはいけません。 １９６７年度版では、聴きやすかったから、出演者たちはいわゆる芝居でのセリフ発声だったのだろう。
一番、不満だったのが 主役の一人「 松坂桃李」の若手将校。 彼は「顔が綺麗」、「雰囲気が若い」、極端に言えば「都会的で幼い」、「顔が整い過ぎている」と言える。 これでクーデターを起こす陸軍将校（しかも少佐）だと言われても なぁ。 旧作では「黒沢年男」が演じていたが、彼のほうがいかにもそれらしい。
「 松坂桃李」なら、天皇の近習や放送局部員のほうが、ピッタリだったと思う。
坊主頭にしていたのは、評価します。（当たり前と言えば当たり前なのだけど。）
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