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2018年08月11日00:43

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非アニメファン層に媚を売りたがる宮崎駿

金ロー今夜『ハウルの動く城』豪華声優に再注目!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=5238561

まず、この記事の内容はスカスカ。
出演している非・声優属性芸能人の名前を列挙しているだけで、まともな声優スキルの評価をしているわけでもない。



ここまで「豪華(笑)声優陣」をプッシュしたがる心理というのはどこから/誰から来ているのだろうかと考えてしまいました。

日記のタイトルには「宮崎駿」と書きましたが日テレの広報担当かも知れない…が、なんとなくプロファイリングできそうなのは「80年代アニメヲタクコンプレックス」を未だに引きずっている人なのだな、ということです。

70年代終盤〜80年代中盤にかけてはアニメ作品が百花繚乱&粗製濫造。

その中でも「劇場版アニメ」の作り手は必死に作品に箔をつけようとしていましたよね。

石原裕次郎なる豚のような男に「5分間喋るだけで1,000万円のギャラ」を支払ったという「わが青春のアルカディア」
主題歌を唄う「大物歌手(正体は沢田研二)」について ごたいそうに箝口令まで敷いた「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
スター・ウォーズに関与した(と、される)演出家、ジェフ・シーガルを招聘した「サイボーグ009 超銀河伝説」
メアリー・マクレガーに主題歌を唄わせた「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」
倍賞千恵子を母親役に起用したと騒ぎ立てた(その割に その演技に違和感を禁じ得なかった)「機動戦士ガンダム(劇場版第一作)」

他にも(笑)アニメ発信者が非アニメ属性の表現者を必死に招聘してアニメを「娯楽の劣後種」から脱却させようと必死になっていたのが70年代終盤〜80年代中盤。

そうやって箔をつけたいという みっともないビヘイビアが宮崎駿の脳髄に残っているのかもしれないですね。

私は宮崎アニメが全く心に響かない。

あの重厚な背景を見ていると吐き気がします。これは反感を抱いている相手を唾棄するために口にする
「You make me sick.」
の日本語訳ではなく、字面通り生理的に嘔吐を誘引させられるような作風だと云っています。

日本テレビが必死にアピールするアニメ作品というのは なぜこうも生理的に受け付けられず 鬱陶しく感じられるのか。

その一端には必死にアニメ作品を「それ以上にみせたい」と足掻いている発信者の姿勢にあるのでは、と思うようになってきています。

アニメはアニメ。特撮は特撮。声優は声優。
山田康雄さんは「声優という職業はない」と、声優志望者を罵倒したという逸話があります。
けれども「声優に期待するスキルを持っている表現者」を声優と呼ぶことに、また当該表現者が「声優」を名乗ることに、ユーザ側は抵抗を感じていません。
巷間多用されるようになっている「大人の鑑賞にたえうる」なんてどうでもいい。
「大人の鑑賞にたえる」必要は無い。少年・少女のみずみずしい感性を失わない大人は いくつになってもアニメや特撮を楽しむのだから。
非・アニメファンを取り込もうと必死に「非・声優属性表現者」を多用し「大人の鑑賞にたえうる」作品、力点のずれた「不自然に重厚な」作品を発信するから 却って気持ちは遠のくだけなのだと思っています。


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