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2018年08月10日11:05

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ドライブと2匹の猫。

地平線の見える所で道の真ん中に猫が居た。
バイクが横をすり抜けているのに微動だにしないので、
ひょっとして人慣れしているのではないか・・・?と
バイクを脇道に停めて近づいてみる。

雑草を抜いてカサカサやっておびき寄せてみるも反応なし。

「ひょっとして死んでるんじゃ・・・・・・・・・?」

嫌な予感がしたが暗すぎて分からない。


「ニギャアアア・・・・・・。」


恐ろしい濁声で猫が鳴く。
腰を抜かしそうになる俺・・・・・・ッッッッ

猫が仮にクラリネットだとして、
12階建てのビルから落としたみたいな鳴き声をしていた。

トトト・・・・と近寄って来るも、
正直「ひぃいいいいいい」とか思っていた。

触れたが、酷く痩せている。
少し・・・・・・・・・・・・・

ねっとりする感触が有る。
おじさん、少しだけ手先が心配になる。
(案の定、とんでもないスメルが・・・・・・・・。)
大草原をバックにオシッコがしたかったが、
手で去ると考えると陰茎が心配で出来なくなった\(^o^)/

猫がおじさんの周りを回るようになる。
こういう場合、
帰してくれない事も多いパターンである。

帰ろうとしたら案の定、付いてくる感じで、バイクのエンジン下に周りこんだ。
出ようとすると後輪で引いてしまう感じである。

そぅっと持ち上げて放す。

またエンジンの下に入ってくる。

そぅっと持ち上げて放す。

またエンジンの下に入ってくる。

そぅっと持ち上げて放す。

またエンジンの下に入ってくる。


すいませんどいていただけませんでしょうか?


何とか発進する。

どうしよう?
素手でポコチンを掴みだすと尿道炎になりそうな気がする・・・・・・
コンビニに立ち寄り、手洗いをしてから出ないと
明日から白いオシッコが出そうである。

そう言った事態はわりに深刻であるが、
同情は一切されないと言うなかなか厳しい状況になる。

ともかく地平線からは離脱して蹴り道。
段々夜が白んで来る。家に付くころは6:00くらいであろうか・・?


と、走っていると道路に何か・・・・・・・・

ベシャベシャした物が・・・・・・・・・・・・


踏んでしまう\(^o^)/




「・・・・・・轢かれた小動物だったんじゃあるまいか・・・・・・・・・・・ 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」




確認するために戻る。




ビンゴ!\(^o^)/



いやいやいや・・・・似たような物で勘違い・・・・・・・・・?




モツが・・・・・・・・・

モツが・・・・・・・・・・・・・・ッッッッ!!!!!!

図鑑でしか見た事ない様な感じのモツが・・・・・・・・・ッッッッ


「・・・・これはアレか?俺に”飛ばしていると事故るから気を付けなさい”
 と言う小動物からの身を挺してのアドバイスか・・・・・・・・・?」
(もう既にアレだったが。)

こないだバイク屋さんに

「皮がむけるまでは滑りやすいですから気をつけて下さい。」

と言われて、一皮剥いたところだったのに・・・・・・・・・・!!!!!!
(一皮抜けるまで100kmくらいが目安らしいですね。)

剥けた瞬間


オウフ・・・・・・・・・・ッッッッ


帰り道は比較的安全運転で帰路についた。

1匹目の猫は生命の神秘を

2匹目の猫は生命の尊さを教えてくれた。




お願いだから呪わないで下さい。
(一応書いとくが、おじさんが轢いたわけでは無い。)
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