東京医大入試に端を発する女子受験生と多浪生へのハンディの問題。
とうとうアンタッチャブルな事に触れてしまったという感が否めない。
それにしてもこの業界で働いてる者として、なぜ今更問題に?という感じがしないでもない。
だってこれ、恐らくだけど公然の秘密として大抵の大学で行われてたんじゃね?
減点してたのか、はたまた面接で不合格点付けて落としてたか、どっちかの方法でふるいにかけてたんだろ。
思い返せば今から27年前、俺も再受験だったとはいえ多浪同然な受験生だったから、そういう話題には極めて敏感だったよ。
差別されるという噂のある大学は必ず避けて、面接がなくて学力一本で勝負できる大学に絞って受験したから。
当時のことは、だいぶ以前の日記に何回かに分けて書いたから詳細は省くけど、そりゃー神経使ったさ。
結果2校の医学部に合格できたから作戦は成功したんだけど、面接なしの旧設国立大学だったから大丈夫だったんだと思う。
新設医大はどこも面接あって、資料見ると妙に現役が多かったりしてなんだかきな臭くて、そういうとこは全部避けたのね。
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要するに女医さんが子育てしながら長く働ける環境を整えて、多浪生が嫌なら全部推薦入学で取ればいいんじゃん。
判定基準を明確にすべきなのは賛成、そうすれば文句なんて言われないよ。
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