インドネシア・バリ島の東隣にあるロンボク島で5日午後7時46分(日本時間同8時46分)ごろ、マグニチュード(M)7・0の地震があり、AP通信によると、少なくとも39人が死亡したという。震源の深さは約15キロ。国家防災庁によると、停電も発生して被害の全容はわかっておらず、さらに被害が広がる恐れもある。同島では7月29日にもM6・4の地震があったばかり。
地震の直後に同島北部の沿岸で13センチの津波が観測された。地元メディアは島の中心都市マタラムなどで建物が激しく損壊したり、旅行客がホテルから飛び出したりしている様子などを伝えている。ロイター通信によると、死者の多くは震源に近い同島の北部と西部で確認されており、隣接する他の島にも犠牲者がいるという。同庁によると、バリ島でもデパートなど多数の建物に被害が出ている。
在デンパサール日本総領事館によると、5日午後11時(同6日午前0時)の段階で邦人の被害は確認されていない。
ロンボク島は日本人にも人気のリゾート地。AFP通信によると、7月29日の地震では、少なくとも17人が死亡した。(シンガポール=守真弓)
■インドネシアでM7.0の地震 少なくとも39人死亡
(朝日新聞デジタル - 08月05日 22:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5231962
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