夫の誕生日

一昨日、夫は６５歳になりました。
夫と私の誕生日は６日違いなので、来週、私も一つ齢を取る。

一昨日の私は、咽頭炎で殆ど声が出ない上、処方された薬で１日中ボンヤリしていたし、息子３人とも仕事にバイトにゼミで夕食時に家族が揃わないので、すこぶる機嫌が悪かった。
几帳面に市役所から年金受給手帳が届いた他、プレゼントも無し。
イヤよね、役所から届く年齢の通知のようなもの。
４０歳の歯科検診とか。

そうしたら、長男がたっぷり恩着せがましく
「最近、売って無い『竹鶴』を取り寄せたからね！」と１週間騒いで今日届いた。
夫に高額な酒を見せたり、飲ませてはいけない。
横取りされるか、呑み尽くされてしまうから…何度も冷蔵庫の氷を取りに行って、あらかた飲んでしまった。
節酒していたから、嬉しかったのね。

それにしても長男は、謙遜の概念が薄い、慮りとか、サプライズの計画も無いｗ
私の前に「スターリンが好きだったというグルジアワインだ！！」とワインの瓶をドカッと置いて、自分でぐいぐい飲んでしまう。
新婚旅行で私が頼んだ、多分生涯で一番高価な飲み物だったカルフォルニアワインを、あっという間に夫に飲まれてしまった痛恨の思い出が甦る。

先日の『山崎』の樽で浸けたという梅酒も、京都で買ってしまったハンガリーの貴腐ワインも、コイツに飲まれてしまった。
夫は「どこもイイトコ無いけど、一緒に酒飲めるからイイ息子だよな〜」ってデレデレ。



日本のウィスキーは最近、品薄なのだそうです。
竹鶴、美味しいですね…結婚前、ウィスキーが飲めるようになったら、ドランカーになり掛けたので避けていたのに。
山崎の樽漬け梅酒も美味しかったし、禁酒が遠のく…困ったな。