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2018年08月01日14:03

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カジノは国や自治体をつぶす。お金を失うのは自治体だ。

IR法案の可決でカジノが話題になっている。
このカジノだが、地方自治体はもうかると考えているようだが実際は違う。多額の建設資金を失うだけで絶対に儲からない。
世界のカジノを回ってきたニニギにはカジノがいかに不況かが良くわかる。
一昨年に行ったマカオの最大のカジノのサングループでは、ニニギが少し使っただけで、VIP対応のメールが届いた。日本人専用の係のY 氏から今でもしょっちゅう招待状が来る。カジノのことは言わないでマカオ最高級のホテル(もちろんサンカジノ付き)ベネチアンリゾートの特別優遇である。

カジノの鉄人という限り、ニニギはアメリカノカジノグループの会員になっている。会員カードは5−6枚もある。今やマカオのカジノは数十年前の大盛況が過ぎ、生き残りをかけた中国人キャッチのオンパレードだ。
中国各地から到着する高速船ターミナルには派手な美女を勢ぞろいさせての客引きが多い。
プラカードを持って興味のありそうな男性を手をつないでカジノ行のバスに誘導してしまうのです。
残された奥さんは夜の公園で何もすることがなく、ただ集まっている。この孤独の奥さんたちが毎日数百人はいる。その奥さん目当てで土産物屋が開いていた。超満員で大繁盛。

さて連れていかれた旦那は食事もついて2泊3日で休む間もなくカジノでゲーム。
すっからかんになって帰る日にバスでターミナルまで連れてこられて奥さんと対面。そして楽しかったと。
これが世界第二位(今はラスベガスを抜いて1位との説も)の東洋のカジノタウンマカオの実態である。そのほかの東南アジアのカジノはガラカピン。マニラのカジノなどネズミが走り回っていた。ブラックジャックなどこのネズミに恐れているうちに、いかさまにあいそうだ。ものすごく大きなネズミだった。もちろん本物。

よく行く韓国のカジノはもっとひどい。
最初は米軍相手のホテル「ウォーカーヒル」だけだったのが次々と増えてきた。ソウルに4か所くらい、プサンニも3か所ある。昔は混雑で、台に着くのも順番待ち。ところが今は人がほとんどいなくなって、休んでいる台が多い。それほどカジノは時代遅れなのである。
プサンのパラダイスカジノなどは最近リニューアルをした。さぞかし立派になったのかと思いきや、規模を半分にして細々と営業。ルーレットの台なども1台しかなく(昔は4台)しかもいつもだれもいない。その代わりみんなでかけられる電子ルーレットができた。30人ぐらいがかけられて、電子ルーレットが動く。こんなの結果を見て一番堂本が儲かるとこに入るので勝つ訳はない。これはやらない。

こんな大赤字のカジノ業界である。
ラスベガスも不況風で倒産が続き、あと狙うのは日本のみと。
税金を使って賑わえばまだいいが、世界の情勢から絶対に賑わうはずがないのだ。
政府は工事費で知り合いの業者がもうけるだけ。アメリカはフランチャイズ料で儲かろうがもうからなかろうがお金をいただく。
結局税金の超無駄使いで、自治体は赤字経営の負担でつぶれるのが関の山。
なぜ今どきカジノなのだ。

地方自治体はもっとお金のかからない競艇や競馬の場外券売り場を作ったほうがましだ。

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