7月31日
季節の祈り
神様、私たちにお与え下さい。
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものは変えてゆく勇気を
そして二つのものを見分ける賢さを
12のステップと12の伝統 166ページ
この祈りはAAの原理に匹敵するほどのシンプルな美しさがあり、その力には圧倒される。これを唱えていて立ち往生することがよくあるが、引っかかったところをよくチェックしていくと、自分の問題に対する解答が見つかる。初めて立ち往生したときには不安になったが、今は大事なはかりとして利用している。
あるがままの生き方を受け入れるなら、心の落ち着きが得られる。実行に移すことで勇気が得られ、手を離しお任せをしなければならないものと、自分でどうにかできるものとを、見分ける力を与えてくれる神に感謝できる。今私にあるすべてのものは、神からの贈り物である。私の人生、私が役立つこと、私の満足、そしてこのプログラムも。心の落ち着きがあるから、前進を続けることができる。
もっと楽な、もっと簡単な方法とは、アルコホーリクス・アノニマスである。
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「今日を新たに」 2004年5月31日 翻訳改訂版発行
AA日本ゼネラルサービスオフィス(JSO)発行
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7月31日
昨日と明日から解放された私には、一日だけ、今日だけが残される。誰でも一日だけの戦いなら戦うことができる。昨日と明日というこの膨大なる二日を担おうとするとき、私たちは倒れてしまうのだ。今日体験していることが私たちを狂気にさせるのではない。昨日の出来事の何かに対する後悔の苦みか、又は明日がもたらすかもしれない恐怖が私たちを苦しめるのだ。だから今日一日を生きることにベストを尽くそう。
私は今日一日の生き方を生きているか?
黙想
私の感謝の心を神にプレゼントしよう。日々の生活の中で感謝できるものを探そう。目の前に問題が山積みにされ、生きることが苦しく思われるとき、その中でも感謝できる事柄を探すとよい。必ずいつでも感謝できる何かがある。感謝のプレゼントは、忙しい一日の中で神に届けられる素晴らしい芳香となる。喜べるもの、感謝すべきものを探そう。この生き方を続けるうちに神の恵みのすべてに対して絶えず感謝の心を表す美しい習慣が身につく。新たな日を迎えるたびに、新たな喜びと感謝に気づき、心から神に「ありがとうございます」と言えるであろう。
祈り
真心からの感謝の心を与えて下さい。感謝すべきことに、常に気づかせて下さい。
ホームカミング社 「一日二十四時間」より
※私の独り言※ 私は時々、ステップ3の最後にあるこの祈りに付け足された一言を唱えています。「私の意思ではなく、あなたの意思が行われますように(または、かなえられますように)」というものです。私が、「こうでなくてはならない!」とかたくなになってしまったときには、この祈りが効果があるようです。そういうときには、私が変えられないものがなんなのか、それすら見極められなくなっているときですが、この祈りではっとすることがよくあるのです。
それほどでもないときにも、この祈りを頭の隅に置いていることが多いです。変えられないものを変えようとはしていないか、変えられるものを何もしないでいはしないか、そう見つめるために役立つ祈りです。というか、私にとっては祈りというよりも心構えのようなもののようです。そういう心構えにしてください、とお願いする、そんな感じでしょうか。そのときに、スポンサーから言われた3つの心得が浮かんできます。「聞き流しなさい、受け入れなさい、手放しなさい」ということが。
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山口、AA宇部グループ Mike(マイク)
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