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2018年07月29日11:20

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杉田議員のLGBT差別発言に寄せて

自民党の杉田議員と言う人がとんでもない事を言い出して、えらいことになっています。
凄く長いんですけれど、これをクリックした方、もし出来れば、最後まで閲覧してください。お願いします。

一括りにLGBTと言いますが、少数者の総称でしかなく、個々の事情はその方その方で違います。子のあるLGBT特に同性愛者の方はかなりいると先日書きました。
バイセクシャルの方でも子のある方はあるでしょう。性別で好きになるのではないからね。

閑話休題。

我が家で、ひょっとしたら、全国でこういう状態になっているのは、私の家内だけ?と思うような不具合が勃発しており、今、調べてもらっています。

障害年金です。

我が家は二人とも障害者。

私が身体の1種1級。

1種と言うのは、公共交通機関を一人では利用できないと言う認定で、付添人と電車に乗れば、2人で1人分、つまり、1人が半額になると言うサービスを受けられると言う事です。1級は身体障害の程度で、1が一番重い。軽いほうは7まであります。手帳が取れるのは、6迄。7単独では取れません。併発で7がある人も6が取れる場合があります。

家内は精神の2級。

精神障害には差別があり、1種、2種(2種は交通機関に一人で乗れるという概念。割引がききません。)がないのです。級は1〜3迄。家内は最初3級でしたが、障害年金が2級になりまして、精神障害だけは、障害年金の級の方が高ければ、それに合わせて手帳の級を上げる事ができるので、年金証書で手帳を2級にいたしました。

前置きが長いね。
ごめんね。

家内障害年金が厄介なことになっています。

家内には事実上は破たんしているけれど、法律上の妻が居ました。
障害年金を私が手続きした時は、まだ妻がいた。

だから、妻の加算とか取れば取れたのだけど、生計を一にしていないので、単身赴任中と嘘をつくのも嫌だし、事実破たんだからと考え、妻の加算は取りませんでした。但し書きを付けました。
いわく「妻とは事実上離婚の状態なので云々」



で、妻がいるのだから、家内は女性に性別を変更できないし、私と結婚もできませんでした。
世帯主を私にして、氏は違うまま、男性同士で同じ世帯にして、同居人にしていました。市内で色々障害サービスを受けるときはいちいち説明して。



で、男性の性別のまま、障害年金の2級が支給されるようになりました。



離婚が成立しないので、3年半かけて、高等裁判所まで行って、やっと離婚しました。



その際、年金の離婚按分を5割取られたんですね。仕方なかったのです。

夫婦の年金は夫婦で半分こと言う感じです。
で、家内は障害厚生年金でした。その後、障害厚生年金基金も出るようになりました。
家内の妻だった人は年金ありません。家内が10、妻だった人が0。
だから、5割分、こちらが取られる形になりました。



その後、家内は性別を女性に変更します。
この際、何故か、年金手帳が2冊になりました。これがあとで厄介を引き起こします。

女性に変更した家内は正式に私と婚姻届けを出し、家内が妻、私が夫になりました。



初夏のころ。
毎年家内に妙な年金のお知らせ(緑はがきと言いますが。)が来るようになりました。
内容は年金の掛け金の記録を調べて、その加入期間が短く、年金をもらえない人に対して、「別に手帳がありませんか?このままだと年金貰えませんから、探してくださいね。」と言う手続き催促のはがきです。

見ると、家内が性別を変更してから60歳になった時までの11か月分のデータしか入っていません。


ここで性別を変更したときの2冊目の手帳の存在が怪しくなってくるのです。


つまり。婚姻していて、裁判で和解で離婚し、その条件に年金の離婚按分5割がついていたために、家内は「元妻=女性」に、「元夫=男性」として、離婚按分を払い続けなければならないのです。
その為には男性である手帳が必要になってくる。
でも、本人は今は女性です。


年金機構困った。


どうやら便宜的に男性のデータが入っている手帳を新しく作って、そのから離婚按分のデータを取っているようなのです。


年金手帳は2冊あってはいけません。

今、家内が持っている古いほうの手帳は新卒で初めて貰った手帳で、そこから障害厚生年金、障害厚生年金基金、企業年金の独自給付(これは障害年金をもらっている人の割り増しです。企業年金自体は按分されないので、元 妻には按分されません。)を貰っています。

だがしかし、年金の緑はがきは毎年来る。


非常に危うい状態で綱渡りをしているのではないか と考え、年金事務所に問い合わせました。


危うい状態になっています。

右から見ると、2冊の手帳は関連づいているけれど、左から見ると関連づいていない と言うような状態になっています。

だから、年金はちゃんともらえていて、按分も払っているけれど、緑はがきが来る と言う事になるのです。


婚姻⇒障害年金受給⇒裁判で離婚(離婚按分発生)⇒性別の変更⇒2冊の年金手帳
しかも、一度申し出たけれど、手帳を1冊にまとめることは出来ない と回答が来ました。離婚按分払っているからです。

こんなケースは私の家内1人だけかもしれないとさえ思います。
想定されていないことだから、男性のデータを別手帳にするという暴挙に出るしかなかった。
結果、非常に危うい状態になっているのです。


ある方向から見ると、明らかに家内の新卒で貰った長年の手帳には、11か月分の法定免除のデータしか入っていません。法定免除と言うのは、1級、2級の障害年金をもらっている人は、国民年金の掛け金を申し出ることによって、免除される=払わなくても年金期間に影響しない と言う制度の事を言います。

60歳になるまでの年金を納めなければならない期間に法定免除を使うと、無駄な掛け金をかけなくてよい訳です。勿論かけても良くて、65歳で障害年金から老齢年金に切り替えたい人はちゃんと払った分が反映されます。

でも普通は障害年金の方が倍は違うので、そういう人は多いかどうかは、分からない。


家内の障害年金給付が綱渡りだと言う事は、その按分を貰っている家内の元妻の支給も綱渡りだと言う事です。


年金システム、プログラム、しょっちゅう変更になります。その過程で、起こりえないとして想定されていない家内の障害年金はどうなるのか、保証が全くありません。

按分されたはいいけれど、元妻に支払われず、どっか、行っちゃった と言う事が起こることだって想定されるのです。


これは同性愛の方、両性愛の方には、絶対起こらないでしょう。
同性愛の方は現在婚姻できませんが、私たちGIDは婚姻が出来ます。


問題はLGBTと全部一括りにはできない、個々の色々な事情がある と言う事なんです。

GIDでも、家内の様な人生の過程を歩み、離婚に苦労し、按分取られ、みたいなケースでなければ、発生しませんから、かなりレアなケースです。


日本中で家内だけかもしれない とさえ思います。

あ。参考までに私ですが、私も障害年金を受給しています。
手帳は1級ですが、身体の場合は、手帳と年金はリンクしないので、私の障害年金は1級ではなく、2級です。障害の状態から鑑みて、2級と言う事です。

私には障害厚生年金しかありません。厚生年金基金は若い頃に少し加入したのですが、余りに額が小さいため、30歳くらいかな?清算して、その時、50,000円弱貰いました。
大きな企業で働いたことがないので、企業年金もありません。
年金手帳は1冊です。


LGBTと一括りにし、生産性がない、差別は行われていない と言う、杉田議員はお子さんは一人しかいないそうです。
祖父母4人⇒杉田ご夫妻2人⇒お子さん1人

生産性ありませんよね?

でもそんなこと、個々の事情であり、子供は3人i以上産まないとダメだ とかなんとか公言しているお爺さん議員がいますけど、大きなお世話なんです。


実際に様々個々の困った事情がLGBTにも存在します。
LGBTは生産性がなく、差別されていない と言う杉田議員の発言は、いかがなものかと思います。


長くて済みません。
ありがとうございます。

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コメント

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