この両手の中に水があるならば、種を落としてもらって大切に育てよう。誰かが描いた地図が空に溶けたなら、僕が真似て描いた地図に君を足そう。

うーん、……雨……か。

とか思った出勤。




『………………（汗）』



どちゃどちゃの土砂降り…。笑った。


てか、前見えん。


今年は失うものが多いなぁ…。ビッグウェーブの連続だ。
朝生まれ。折り返しの夜型移行かな？　そんな時期だ。




黙ってりゃいいものを。
…でもねぇ…？

取り敢えずは疲れる事にも疲れた。もういい。


はいはい終了。これまた鏡。沈んだ分だけ浮き上がったと信じましょ。とにかくもう時間が無い。





…で、会社。攻勢第二弾。しかも俺が居ない間に。
ダメなタイミングだ。最悪だ。


台風の中のいがみ合い。安い映画じゃないんだから。


で、俺んとこ来て『とめて下さい』コール。
知らん。二回は助けん。倒れるまで好きな方を応援してろ。しっしっ。

でも、一応事務所へ。
警察準備。必要に応じて救急車手配。もうめんどくさい。大事件にしてやれ。究極の改善方法だ。

でも3分と持たずに帰って来やがった。なんでまとめて俺んとこ来るんだよ。リーダーんとこ行け。総責任ンとこ行け。てか、お前がリーダーだろーが。

1人怪我したが大したことない。
出血してたから一応、応急処置。課長いなくて良かった。いや、居ても構わんが、見た以上…という問題が発生する。



今度はサークル内の一人が辞めるコール。
本気で止める俺。でも聞かない。我慢できないですか。

なら、のたれ死んでこい。悪いがあんたの知識じゃ普通の会社は勤まらんぞ。

あのコが居なくなってやる気なくしたって…。じゃあ、あのコが入ってくる前は何だったんだよ？　そもそも仲が良かった当時に告白してりゃ、こんな事にはならなかったのかも知れないのに…。

責任が憎いなら、あの頭蓋骨にヒビでも入れてから同じ事言え。
悪いけど、あんたの名前はあのコとの話の中で一度も出てこなかったぞ。『ウザい』とは新年会の時に聞いたけど。



よりによってストーカー男に声を掛けられた。タイミング考えろっての。
『あのコ辞めちゃったんですか？』
お前今さら何を…。ずっと待ってたの？　てか、そんな事なら他に聞ける相手いっぱいいるでしょ？

優しく言ってやった。

『いずれ知ってもらわなくては困る事がある。それまで俺に同じ質問をしないでくれ』

とか。
本当は同じように気を狂わせてやるよ。って付け足したかったけど、答えを今教えるような気がしたのでやめる。人の脳なんて簡単に狂うさ。試した事はないけど。
代わりに付け足した。

『キミの若さならもっと楽でいい仕事がある筈だよ』

って。

まだ20歳そこそこだろうな、あの男は。年齢当てた事無いけど。
結果的にストーカー扱いされてるけど、見る角度を変えれば彼もまた被害者なんだよな。あのコの状況を知らずに近付き過ぎただけの話だ。

あのコが瀕死とは知らずに軽く声を掛けたら驚いて死んじゃった。みたいな話なんだから。

あの男の名前を調べようとすれば方法は幾らでもあるけど、知らないふりを通しているのはそんな理由。退職するなら咎めんし、逃げるなら追わん。ただし居つくなら実情を踏まえて震えあがってもらう。知らずにやったにしても取り返しはつかない。


大雨の影響で冠水注意報が入った。
どんどん水かさ増してみんな流しちゃえ。


今年一番の最悪な日なんだな。あーもう。これ以上の最悪はそうそうないと願うのみ。

月曜からも大変そう。



やめやめ。時間が無い！



あとがき１

中学時代から高校時代への若返り行為ではないが、クラシックにはまっている。
お題は決まってチャイコフスキーの悲愴。
タイトルの割には聞きどころが多い。昔も毎日のように耳にしていた。

オーケストラは指揮者によってテンポが若干異なるが、所持していたＣＤと全く同じテンポ、そして強調の動画を見付ける事が出来て感動した。

なんだろうね。泣けるね。


あとがき２

本日は散々な日だった。向こうしばらくの問題が一気に押し寄せたというか、…まあ、予感を持つ雨が大きかったが、その雨も凄かったなぁ。予感がひっくり返ったりして。

それにしても、本当に今年は失うものが多い。全ては不眠症から始まったような…。

でも今日の雨は…なんか違う。
昼間に一瞬、一気に真夏日を持ち込んだ空があった。この兆しは…？


あとがき3

失った？
再生？
よくわかんない。

不思議だな。