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2018年07月28日04:42

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2018年夏アニメ序盤ざっくり感想

 ギャグとスポーツアニメ豊富ね。

●あそびあそばせ

 女子中学生3人組がいろんな遊戯に挑戦する「あそびにん研究会」を立ち上げ、そこで巻き起こるドタバタ学園コメディ…と書けばあたりさわりなさそうな美少女アニメっぽいが、ギャグを変顔と変声で強引に押し切るという超パワープレイアニメ。最近流行のシュールギャグでも、美少女を前面に押し出した「こんな私たちでも可愛いでしょ?」みたいなあざとさもなく、ひたすら棍棒で殴りつけるようなストロングスタイルで見る者を圧倒する。刮目せよ。


●ちおちゃんの通学路

 ゲーマー女子高生が通学路で出くわす面白日常アニメ…「あそびあそばせ」が力押しなら、こちらはロジックやスタイリッシュアクションを絡めたトリッキースタイルのギャグアニメか。「あそびあそばせ」が強烈過ぎて影が薄くなりがちだが、こちらは美少女がちゃんと美少女してるぶん見ていて安心感がある。主演は大空直美さん。サターニャちゃんですよ!


●はたらく細胞

 体内バトルまんがサイエンス。マンガがちょっと話題になったが、アニメ化で人気声優陣・安定した作画がくわわり、序盤なのにもう覇権アニメへ。無難に面白いけど自分は理系がからっきしなので「ふーん」程度で流し見してます。あー血小板ちゃん(CV・長縄まりあ)カワイイナー。


●はねバド!

 ガシガシ動く高校バドミントンアニメ。女性主役だが一応男子(部員・コーチ)もいる。スポ根ものでも扱いが難しい「負けたくないがゆえに気性が荒くなる」「仲良く試合なんてしてられっか! 悔しかったら強くなれ」的な、一歩間違えればブラック部活もの、ハード路線の話をのっけからしかけてきて見応え十分気迫MAX。こういう薄暗い熱さを秘めた作品も昨今じゃ珍しいかも。


●ゆらぎ荘の幽奈さん

 ジャンプアニメ。「TO LOVEる」の後継者と名高いお色気マンガと聞いていたが、全編ラッキースケベからの暴力ツッコミという流れで、なんか一昔前のラブコメを観ているような気分に。やってる事はハーレムものなんだけど、最近の異世界転生みたいなサクサクハーレムじゃなくて、個性豊かなヒロインたちがだんだん主人公に好意を抱く…という「ラブひな」みたいな感じでニヤニヤ。たまにはこういうのもいい…カステラを頬張るような糖分補給よ。


●兄に付ける薬はない!2-快把我哥帯走2-

 中華ショートアニメ2期。ショートアニメは基本スルー方針だったが、前作が面白かったのでこちらも観る。キビキビ動くし中村さんと雨宮さんの豪華キャスト。うまい棒リッチ的なリッチさがあっていいぞ。


●少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 ざっくり言うと宝塚アニメ。トップスターを目指して歌や稽古に励む少女たちの青春物語…なのだが、1話をダラダラと見てたら突如「オーディション」と呼ばれる謎空間に突入し、ヒロインが衣装に着替えたと思ったらギミック満載のステージに降臨。飛んで跳ねて歌って剣を交えるというスーパーミュージカルバトルが始まって腰抜けた。コメント曰く「少女革命ウテナ」「廻るピンクドラム」的なノリに近いそうなので、ピンときた方はぜひ。自分はこういうワケわかんないけど異様なノリと勢いってのは大好物なので最後まで観ます。


●悪偶(あぐう) -天才人形-

 中華アニメ枠。世に呼ばれる「天才」という存在、それは才能を持つ人間を不死の人形として加工し、体に埋め込む「悪偶(あぐう)」を持つ者による暗躍であった…というなかなかエグイ設定のバトルもの。主人公は才能に伸び悩むバレエダンサーであり、ある日友人にバレエの能力を伸ばす悪偶を移植しないかと持ち込まれる。キャラデザのクセが強いうえに明らかに低予算とわかる作画がネックだが、とにかく異様なシナリオが目を引く不思議なアニメ。3話で主人公と友人が完全に敵味方陣営に分かれたのが鬼アツ。古典だが鉄板のシチュやぞ!


●深夜!天才バカボン

「おそ松さん」につづく赤塚アニメ第2弾。1話目がかのお蔵入りになったおそ松さんの1話レベルにメタネタ全開のカオス回だったのだが、2話目以降も予測不能なギャグがてんこ盛りで見ごたえあり。今のところ初期おそ松さんレベルで何をしでかすかわからない内容なのと、一部引継ぎ声優陣(おそ松・トド松)がいるとはいえ、全体的には媚びる気のないキャスティングなのでマイペースにやってほしい。


●異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

 いせスマから続く異世界チートものと思いきや、女っ気の多いオーバーロードだった作品。MMORPG廃人の主人公がそのまま魔王として異世界に転移してしまう…といういつもの流れではあるのだが、中身がDTなので美少女に言い寄られて興奮する、小心者なので魔王を演じつつも内心はビビるなど、ちゃんと共感できるキャラなのがいい。というのも原作は小説投稿サイトなどではなく、プロの作家が書いた商業作品らしいので骨子がしっかりしているのかもしれない。主人公最強とはいえバトルもメリハリがあり、なんだかんだでベタな90年代ファンタジーアニメとして楽しく見れる一作。


●BANANA FISH(ニコニコ未配信)

 少年ギャング団とマフィア、日本人記者と軍関係者までをも巻き込む、巨大な陰謀を巡るサスペンスアニメ。原作が有名な少女マンガというところまでは知っていたが、いざアニメを見ると予想以上にハードなシナリオでビックリ。日本人の不良が可愛く見える海外のストリートギャングと、それを子飼いする形で支配するマフィアとのつながり。謎が謎を呼ぶストーリーと、MAPPAお得意のヌルヌル動くアクション作画。録画で見ていたらうちの親父まで見てハマりだすほどの傑作なのでオススメ。


【まとめ】

「あそびあそばせ」の突き抜けたギャグ
「はねバド」の力強いバドミントン描写
「レヴュースタァライト」のはっちゃけたミュージカル

とりあえずこの辺を強くプッシュプッシュ。
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