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2018年07月27日00:17

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「居合刀」と「美術刀」。

こないだ柄を落札したら長さが足りなかった事を書いたが、
仕方が無しに1本、居合刀を落札した。
1800円行かなかった\(^o^)/

刃が少し錆びてきているのと、鞘が・・・要するに中古による
経年劣化が有るよぉ、と言う事以外は問題ないように見えたが、
基本的に交換用の柄が取れれば良いわけで、部品取り用である。
(切羽、柄、鍔・・・などが取れれば良いなと。)

画像で見ると刃が少し短いようであったがまぁ良いか、
問題は柄で、

最近はAmazonで通販しているから、通販で模造刀を買う人も居るようであるが、
売る方が売れれば良いや!的な感じでやっているのか?
「居合刀」や「美術刀」など、区別がつきにくい表示が多い。
両方ひっくるめて「模造刀」なんだが、「居合刀」と「美術刀」では
全く使用目的が違うから注意が必要だ。

”模造刀”の「美術刀」と言うと何だか高価な、真剣に近い物と勘違いしそうだが、
模造刀のランクで言うと、プラスチック製のああいう物を別にすると
かなりランクが低いシロモノなのである。
(ひょっとして価値の高い真剣を美術刀と呼ぶ事も有るのか知らんが。)

模造刀における美術刀とは、ようは「飾り」の刀で、
床の間とかに置いておいて、見て楽しむ物である。

確かに金属製の刃であったりするから、重量感は本物と同じだし
(バランスが悪いからひょっとすると本物より重いかも知れない。)
殴れば多分人を殺せるくらいには重くて硬い、
刃は付いてないが刀の形はしているので、思い切り突けば
おそらく簡単に人体は刺せるであろう。
武器になるかと言えば、なるんじゃなかろうか。

しかし耐久性は無い。

この場合の耐久性と言うのは、「普通に居合いなどの稽古に使用できる」
と言うレベルの話である。
美術刀と言うとだいたい刃は亜鉛合金でできているので、
重くて非常に満足感は有るが、硬くてしなりが無いので振るには向かない。
いつ折れるか分からないからだ。

現実的に考えれば亜鉛合金とは言え、そこまで簡単に折れる物では無い。
逆に言うと亜鉛合金とは言え、遠心力でおるくらいの速さで
振り回せる腕力の人間と言うのはかなり限られているはずだ。
亜鉛合金製の美術刀で練習している人間もYouTubeなどで散見させられるので
思った以上に耐久性も有る様なのである。

ただ、”振り回す”用には最初から作られていない。
変な話、これを振り回して大怪我をしても完全に振った人間の責任になる。

一方、模造刀の「居合刀」はある程度の柔らかさが有り、
しなるので簡単には折れたりしない。
ただ、安物は簡単に曲がる\(^o^)/

しかし、ともかく練習に耐えうる耐久性を擁している。
百歩譲って美術刀で居合いの稽古をするとして、
刃が長年もったとしよう。しかし、柄はそうは行かん。

安物の美術刀の柄はプラスチック製で、それ自体の耐久性は
正直低くないんだが、柄を巻いている柄巻き糸は残念ながらボンドなどの
接着剤などで固定されている場合が多いのだ。

そうするとどうなるか?簡単に剥がれてばらけるのである。
押えが無くなった柄は簡単に二つに割れる。

実際、YouTubeとかで美術刀で居合いの練習をされている方で
柄の所を見ると、何がしか革紐みたいな物を巻いている方などが居る。
耐久性うんぬんよりも、見た目が大変惨めな感じになる。

要するに柄木が割れなきゃ練習は出来るんで(刃が折れるかも知れないけども)
柄が空中分解しないようにしていれば稽古は出来る。
「どうせ練習用の刀など消耗品である。」と言う
練習に真面目な方々も居るだろうから、割り切るのは良いでしょう。

ただ、そう言う方以外の、「美術刀」も「居合刀」も
区別がつかない方々が分からないまま、
違う目的で購入するのはいささか問題が有ると考える。

まぁ・・・・・・・・・

YouTubeなどで動画を観ると、大抵は亜鉛合金製の美術刀の
重量感で満足されている方々ばかりで、

「これで居合いの練習しま〜〜す♡」

とか言うのは見た事無いんで良いか\(^o^)/

ただ、ああいう重量感がありカッチョイイ物を入手すれば
振り回したくなるのは仕方のない話なので気をつけられていただきたい。
それは振り回すように作られた物では無いのだ。


とは言え、振り回すのが人情なんですけど。
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