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2018年07月25日18:52

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動画で聴くのはたいへんだから、書き起こしをどうぞ

先日、衆議院の本会議場で立憲民主党の枝野代表が2時間43分という長大な演説をしました。

■立憲民主・枝野代表の演説2時間43分、衆院最長=国会
(時事通信社 - 07月20日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5209040


内閣不信任案の提出理由を述べたものですが、聞かされる方は迷惑かも知れません。

これを奇特な市民がブログに書き起こしたところ、内容にけっこう高い評価がついています。
聴くのはとてもできませんが、読めば意外にアッサリ読めます。枝野さんができる限り分かりやすく、国会とか内閣とかについてあまり基礎知識がない議員にも飲み込めるように平易な言葉を使って説明しています。

https://note.mu/jun21101016/n/n2782bfee0c00

たぶん池上解説より分かりやすいでしょう。
例えば次のくだりなどは、「野党はモリカケばっかり、国会の仕事をやれよ」という批判に応えた説明になっています。

『ちなみに議会のあり方について申し上げましたので、モリカケ問題とも合わせて申し上げておきたいと思いますが、国会は立法府と中学校か小学校で教わったと思いますが、国会が立法府というのは間違っていませんが、国会の役割は法律をつくることだけではありません。国会の我々の役割は大きく3つあります。確かに1つは法律をつくること。2つ目は内閣総理大臣を選挙すること。もう1つは行政を管理すること。監視することです。チェックすること。まさに議会には行政の監視という大変重要な役割があります。政府、行政がおかしなことをしていたら、それを厳しく指摘をすることにエネルギーを注ぐのは法律をつくることと同じようにやらなければならない、議会の責務であります。
しかも、しかも、残念ながらと言うべきか、これは当然のことなんですが、議院内閣制であるから、政府と与党一体ですから、与党の皆さんが政府の問題を厳しく指摘をするということについては、そもそも政府として予定されていません。与党の皆さんが行政監視に十分力を注げていないのは、制度的な前提として半分やむないところがあります。
だからこそ、野党は行政監視、行政でおかしなことがあったら厳しく指摘をするということに責任を持って力を注がなければならないのは議会の役割から当然のことであり、したがってモリカケ問題について「いつまでやっているんだ」と与党が野党に対して野次るのは全く議院内閣制を理解してないことだということを申し上げておきたいと思います。』

中学生くらいに読ませたい文章ですけど、長すぎて眠くなるかも知れません。

こういう基礎知識すら欠けるような国会議員が少なくないようです。困ったことだと修オジサンは思案投首です。
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