今日一日７/２３。

７月２２日

善と悪

　神様、私は今、私のすべてを、良いところも、悪いところもあなたにお任せする気持ちになっています。

アルコホーリクス・アノニマス　109ページ

　生きる喜びとは与えることの中にある。自分の短所から解放され、もっと自由にサービスができるようになったとき、謙遜が私の中で育ってくる。私の短所は、謙虚に神の愛なる配慮のもとに置かれるとき、取り除かれてゆく。ステップ７の真髄は謙遜である。良いところも悪いところもすべて含んだ自分自身を神に与えてゆくこと以外に、謙遜を求める方法はない。だからこそ、神は悪い点を取り除き、代わりに良い点を私に与えてくださるのだ。

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「今日を新たに」　2004年5月31日　翻訳改訂版発行
ＡＡ日本ゼネラルサービスオフィス（ＪＳＯ）発行

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７月２２日

　ＡＡの素晴らしさの一つは、メンバーの多様性である。私たちは一人ひとり人生の異なった道から、そして異なった駅からやってきた。一つのＡＡグループの中にはあらゆる職業の人と、あらゆる性格の人々が集まっている。ある面においてそれぞれが皆異なっているので、私たちは全体としてそれぞれ異なったものを貢献できる。ある人々はある面において弱いかもしれないが、他の面においては優れているであろう。ＡＡはメンバー全員の弱い面に目を向けるのではなく、優れた面に目を向け協力することができる。ＡＡの強さはメンバーが皆同じ問題を持っているからだけではなく、メンバー一人ひとりの多様性がその力となっている。それぞれが異なった道具として働ける。

　私は自分のグループのメンバー一人ひとりの優れた面を認めているか？

黙想

「あなたたちはこれらのこと以上に優れた仕事をする人であろう」人は誰でも神のスピリット（霊）の力によって良い仕事をする能力を持っている。このことが、この世の中の素晴らしさであり、この地上の奇跡である。神の力は、その恵みによって生かされている多くの人々を通して全人類に祝福を与えている。私たちは疑いや落胆、そして恐れによって躊躇してはならない。神の力に信頼を置く人は誰でも、良い仕事をする無限の力が約束される素晴らしい明日があるのだ。

祈り

　迷いによって私自身を限界あるものにすることがないように守って下さい。良いことのために有効な私であることを信じさせて下さい。

ホームカミング社　「一日二十四時間」より


※私の独り言※　ステップ７の最も素晴らしいと思うところは、私たちが解放される、ということでしょう。何から？もちろん、私たちが抱えている性格上の欠点、霊的な誤りの部分の重荷から解放される、ということです。私は何となく欠点というのは私たちが生きていく上で通っていく道の上に転がっている「つまずきの石」のように感じていました。けれど、別の人が「肩に背負っている、もしくは結びつけてしまっている石」とたとえたときに、そちらの方が分かりやすいかも、と思ったのです。

どちらにしても、重たい石を背負っていたり、歩いて行く道の上に転がっていたりしたら生きて行くにしても、歩いて行くにしても、面倒この上ありません。前のステップで「こんなものはいりません！取り除いてしまっていいです！」と叫ぶような気持ちになったとき、あとはこのステップで具体的に取り除く、というか取り除いてもらう行動に入るわけでしょう。それには祈るしか方法はありません、というのがＡＡのプログラムの基本的な考え方なのでしょう。私もそうだと思っています。「この欠点のような重たいものは、どうぞ取り除いてしまってください」これがステップ７の祈りの神髄なのでしょう。



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山口、ＡＡ宇部グループ　　Mike（マイク）