小1の男子Aが突然部屋の隅で泣きだして自分も気が付いたが、周りの子も呼びに来た。行くと顔に数か所傷があって血が出ている。すぐ隣で別の男子Bも泣いている。
とにかく傷を見てたいしたことはないと、1階へ連れて降りて顔を洗ってうがいをさせた。傷は残っているが深くもなく血も止まっている。それから先輩支援員に後をお願いして2階へ戻った。
翌日その報告書があったのでさっと読んだ。どうやら叩くかけるか、子ども同士でじゃれあっている時に、男子B(加害者?)が爪で顔をひっかいたようで、相手の顔から血が出てワッと泣き出し、それにびっくりして本人も泣き出したようだ。
キックとかパンチとかしょっちゅう出るので、その都度注意はしているが、完全にやめさせることはできない。やめさせればいいとも思えないし、こういう経験で痛みを受ける・与えることがわからないと、と思う。
だが、男子Bの親が「やられたらやり返せ」と子どもに言っているとあって、これはどうかな、と思うのだ。確かに男子Bは小さい。おそらく女子を含めても1年生で一番小さいと思う。きっと保育園時代から小さいままでいろいろハンディがあったのだろうが、だからと言って、「やられたらやり返せ」と言うのはどうなのかな。
多くの子どもたちは、誰それちゃんが蹴ったとか、小突いたとかを言いに来る。先輩支援員は、一緒に行ってなぜそうなったのかを聞いて謝らせる。どちらか一方が悪いという事は少ないので両者ごめんなさいで収める。うまいなと思う。
翌日男子Aの顔にはまだ傷あとが残っていた、爪が長かったようで、かんたんには治らないみたいだ。
日本国憲法第2章第九条を守ろう!
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