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2018年07月19日02:17

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ドイツとオーストリアに行ってきました #9 おうちに帰るまでが旅行です!

<七日目 状況開始>

一応引っ張ったけど
もうあとは帰るだけなのである

最後の早起きをして、名残を惜しみながらウィーン中央駅へ
ここからÖBBの誇る欧州屈指のカッコいい列車
その名もレイルジェットに乗車します

※急いでいたので画像はありません

乗り口は結構な段差
スーツケース×2とヨメサンを
どーっこいしょー!
と客車へ押し込み着席。

いやぁさすがレイルジェット
席は広いし快適なのである

とか言ってたら20分くらいで空港へ着いちゃった

とりあえずゲートくぐって免税店ブラブラしてみる

あっ
シュペーツィー飲んでねぇ

説明しよう
シュペーツィーとはドイツ語圏で見られるソフトドリンクで
レストランやバーでもソフトドリンクメニューとして乗ってる国民的飲み物
ファンタオレンジとコーラを1:1で割ったような味がする
ていうか多分そうやって作ってる

シュペーツィーのペットボトルを買って先へ進むと
そこは既にセキュリティチェック

……飲み干せと?
(飲み干しました)

まずはウィーンからパリまで二時間のフライトである

行きのパリ-ウィーン間はヨメサンと離れ離れの席だったのだが
(安チケットなのでパリ-関空間は指定席だが乗り継ぎ便はチェックイン時に席が決まる)
今回は隣同士
しかも参列シートに我ら二人だけである
心底安心した感じのヨメサン

シャルル=ド=ゴール国際空港の勝手は大体わかってる
来たときのことを忘れてなければ←
いや、覚えてましたけどwww

一週間前にここ通ったなぁ……というゲートを感慨深げに通り
空港内のカフェというかフードコートみたいなとこへ戻ってまいりました
なんか牡蠣とか生ハムとかオッシャンティーなワイン出す店でくつろいでいる時間は結局なくて、
今回泣く泣くスルー
次回は覚えてろ

とりあえずゲートくぐってデッキに向かい
売店で腹ごなしをすることに

画像一枚目は来た時のサンドイッチ
二枚目は帰るときのサンドイッチ

この旅行の間
常に美味しいパンが僕らのそばにあったのである


あっ
クローネンブルグ飲んでねぇ

説明しよう
クローネンブルグはフランスのビール
結構好きだが日本ではあんまり売ってない
来たとき立ち寄ったカフェのおばちゃん(つよそう)の店にも
クローネンブルグあったら良かったのに……

というわけでビールとサンドイッチが欧州最後のご飯でした
普通感満載で良き良き、である

搭乗手続きのアナウンスが鳴った
あとは遥かなる極東の地、ニッポンまでの10時間強
空を飛んで帰るだけである

十三年前
初めてこの異国の土を踏んだとき
思い描いていたその世界に心を躍らせ
その全てが素晴らしい体験だった

ただ、そこで同時に
この地に住んで暮らすことはできないと
特に理由もなくそう思った

僕はやはり生まれついての日本人で
たとえどれだけこの国の現実に憤り
心を痛め
失望しようとも
この国に骨を埋めることしかできないのだ
ここではない場所に根を張って育つことはできないのだ
そのときはそう思った
それに気づいたことで
特に寂しくなったとか、そういうことは思わなかった

二度目の訪問も素晴らしかった
今度はその素晴らしさを共有できる相手もいた
しかし
この地に住むことはできないと
その思いは変わらなかった

もうすぐ僕は
僕の家や地元やバイクや仲間たちのある
僕の国に帰りつく
新しく一緒に生きていくひとと
早くも”三回目”を夢見ながら。


飛行機は高度を下げ始める。
一週間前と全く同じ場所は
一週間前より少し違って見えた。

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僕とヨメサンの旅日記は
これにて終了となります。

毎度毎度クッソ長い日記を読んで頂き
あまつさえコメントまでくださった
いつものマイミク様達へ
感謝の言葉を贈りたい。

撮りためた写真はまだ結構ありますので
順次アルバム作成予定
結構時間かかるかもですが
引き続きそちらもお楽しみいただければと思います。

それから
マイミク外にも関わらず
終始ずっとイイネ!を押してくださった

ハチコ様

もちろん、あなたにも。

最後までお付き合い頂き
本当にありがとうございました。

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