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2018年07月18日09:23

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日刊ゲンダイ 本当は怖い国内食品 奥野修司

本当は怖い国内食品
ほぼ5日に1回…キュウリは異常なほど何度も農薬を浴びる 
2018年7月3日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232468
昨年、フランスからやってきたドキュメンタリー映画の監督を東日本大震災の被災地に案内したのだが、食事の段になって「放射能は大丈夫?」と聞かれたのは当然として、そのあとが「農薬は大丈夫?」だった。

たしかに中国では大量の農薬が使われ、世界中で禁止されているDDTやBHCといった農薬もいまだに使われているのだから不安になるのは当然として、まさか日本の農作物も、フランス人の目には中国食品同様、農薬まみれに見えるのかと思って驚いた。


本当は怖い国内食品
“ガラパゴス化”する野菜 深緑色のホウレン草が危ない理由 
2018年7月4日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232528
農薬を大量に使う理由はまだある。

スーパーの陳列棚をのぞいていただくと、21センチ前後のキュウリが並んでいるはずだ。ホウレン草も30センチほどで、どちらも深緑色である。もちろん虫食いの跡はない。もしこのホウレン草が深緑色ではなく、若竹色だったら買うだろうか。キュウリが黄色っぽくてふた回りほど大きい40センチだったら買うだろうか。普通は「黄ばんでる」として返品の対象になる。


本当は怖い国内食品
消化器系のがんを誘発 2つの毒に汚染されている日本野菜 
2018年7月5日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232617
ホウレン草やキュウリなどの野菜は、化学肥料を大量にまくと硝酸態窒素が過多になる。硝酸態窒素は乳幼児には猛毒であり、大人では消化器系のがんを誘発するとされている。

EUでは硝酸態窒素の残留基準値を平均3000ppm以下にしているが、日本では1万ppmを超えるものが普通に売られている。


本当は怖い国内食品
失敗できない農家が頼る農薬 使えば使うほど農協が儲かる 
2018年7月6日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232689
それにしても、なぜ日本は農薬を大量に使うのだろうか。農業の関係者にうかがうと、こんな理由が返ってきた。

まず1点目は、日本は高温多湿で害虫が多いから農薬をまく量が多くなるのは仕方がないというものだ。もっともな理由である。


本当は怖い国内食品
おいしい「一番茶」は毒まみれ…高濃度で農薬検出の衝撃 
2018年7月7日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232809
日本の農家が大量に農薬を使っても問題にならなかった背景には、農薬の残留基準値があまりにもゆるすぎることにある。

たとえばお茶だが、農水省のホームページには、お茶の栽培に使われる農薬は、実に200種類以上も掲載されている。


本当は怖い国内食品
EUに無農薬日本茶を輸出し…日本人は農薬つきを飲んでいる 
2018年7月10日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/232969
日本の農薬の基準値がいい加減になったのは、1970年代に勃発した「日米レモン戦争」からではないだろうか。当時、レモンのほとんどはアメリカから輸入されていた。日本へ運ぶため、何カ月も船に積み込むからカビが発生しやすい。そこでポストハーベスト農薬としてオルトフェニルフェノール(OPP)やチアベンダゾール(TBZ)などの防カビ剤が使われた。これらの農薬が混ぜられたワックスが、レモンやグレープフルーツに塗られたのである。

ところが、日本ではこれらの防カビ剤は許可されていなかった。そこで日本は米国産柑橘類を輸入しないように警告を出した。


本当は怖い国内食品
日本の農家が好んで使う “ミツバチ大量死”農薬の危険性 
2018年7月11日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/233027
前回で触れたネオニコチノイド系農薬が登場したのは90年代だが、日本でも安全で使い勝手がいいといわれ、2000年以降は大量に使われるようになった。

ところが欧州など各国でミツバチが大量死したことで危険性が指摘される。まずEUがネオニコチノイド系農薬の一部を禁止し、新規登録を承認しないようにした。北米でも新規登録を中止、もしくは規制を強化している。日本でもミツバチが大量死しているのだが、それなのに、なぜか日本だけが残留基準値を緩和しているのである。


本当は怖い国内食品
果物にも使われる怖い農薬 米国では使用地域に発達障害が 
2018年7月12日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/233117
人間にやさしいといわれて登場したネオニコチノイド系農薬。日本でも安全で使い勝手がいいといわれ、2000年以降は大量に使われるようになった。

ところが欧州など各国でミツバチが大量死したことで危険性が指摘され、人間の神経系にも作用することがわかった。もっとも危惧されているのが自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害の原因となる可能性だ。最近では認知症との関連も疑われている。


本当は怖い国内食品
「減農薬栽培」のカラクリ…危ない薬を使うと回数が減る 
2018年7月13日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/233196
人間の神経系に作用することが分かっているネオニコチノイド系農薬。

ちなみにイチゴのニテンピラムというネオニコチノイド系農薬の残留基準値は、EUでは0・01ミリグラム/キロなのに、日本は500倍の5ミリグラム/キロ。もしこの農薬が基準値いっぱいまで残っていたとしたら、ニテンピラムの1日の摂取許容量(ADI)は0・53ミリグラム/キロだから、10キロの子供なら、1日の摂取許容量5・3ミリグラム。残留基準値いっぱいのイチゴを1キロちょっと食べると1日の摂取許容量をオーバーしてしまう。


本当は怖い国内食品
日本の農産物はまるで工業製品 2割は規格外で廃棄処分に 
2018年7月14日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/233302
50代以上の方なら覚えているかもしれないが、昔のキュウリと今のキュウリはまったく違ったものだった。

今売られているキュウリは、表皮が黒光りして皮が厚く、硬い。ところが80年代までは、皮が薄くてブルーム(果粉)と呼ばれる白い粉がついたキュウリが主流だった。ブルームは食べても問題はないし、洗えば簡単に落ちるのだが、ついた跡がまだら模様になるため、一部の消費者から、農薬のせいではないかと疑われたのである。


本当は怖い国内食品
日本のこだわりを海外の生産者に強要し欧米に“買い負け” 
2018年7月18日
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/233455
野菜の色や形に異常にこだわるなど、ガラパゴス化している日本の農業。とくに、形に対するこだわりは、外国では考えられないほどだ。

たとえばトマトである。まず、サイズによって2L、L、M、S、2Sの5種類(地域によって3Lもある)に分けられる。さらに、それぞれ色の違いなどによって秀(A)、優(B)、良(C)の3種類に分けられる。トータルで15通りに細かく分けられ、このサイズに該当しないものは直売するか、売り先がなければ廃棄処分となる。もちろん夜なべしながら選り分けるのは農家だ。
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