無銘刀剣

伝来物

名物

極み折り紙

在銘

それに…無銘刀

随分刀剣に触れ

惹かれるのは無銘の刀である

国宝に指定された刀剣

重要文化財に

無銘の刀剣が数多くある

塵と埃にまみれ錆だらけで

まだ陽の目を見ない刀が

どこかで静かに眠ってると思うと

好きな者にはロマンを感じるのである

仕事柄全国を回る

口癖のように会うひとごとに

古い刀ある？って

いきなり

流石に皆さん

刀剣は恐いもの

無許可で持ってたら罪に…なんて

平和ないまの時代

終戦後のＧＨQじゃああるまいし

刀剣の面白いところは小学生幼稚園の子供でも許可がありるのである

幼稚園の子供は言い過ぎだか

でも…ダメってことはない

開かれた刀剣の世界は

若い学者研究者が

謎だらけの刀剣の過去を解明してくれる

信じられてきた真が違って

捨て去れ忘れられた刀剣が文化財に

無銘の刀剣は

真に人の心を揺さぶるのである