コンクール後の最初のレッスンで、師匠に審査員の講評を読んでもらって感想を聞いた。いろいろ指摘された点はあるが、一番これか、と思ったのが、曲の盛り上がりの事である。
「木兎」では序盤早々(?)F#の音が出てくる。これは至難の業でもともとローバリだからこんな音は出ないのだが、楽譜にある以上出すしかない、とほぼ絶叫のようにひねりだすのだが、自分としてはこれが盛り上がりのピークで、後は収束に向かっていくと思っていたのだ。
ところが講評にも書かれたのだが、(審査員の一人であった)師匠も、歌が途中から淡々として、あれ?これで終わるの?という感じがしたそうで、結局尻すぼみになっていたようだ。
確かに昨年の金沢市声楽コンクールで聞いていた高校生が「途中でやる気がなくなったみたい」と言ってたのも、そのあたりを指していたのだろう。師匠は(「木兎」を自分がそういう風に(ゆるやかな収束へと)解釈していたとは思っていなかったようで、「(師匠が)きちんと説明しなかったから」と言われたが、当然自分の責任。
というわけで、レッスンの後半は曲を最後までどうやって盛り上がりを続けるか、を練習した。実際の演奏はこれ。
https://youtu.be/uiba5iWuCNY?list=LLFKHr9Abp0s5dsuyMxluAcw
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