(画像は無関係です)
こんにちは。いろはの竹内です。
先日、都内で昼飯を食べようと思ったところ、
雰囲気のいい稲庭うどんのお店を見つけたので、
ふらりと入ってみることにしたんですね。
ご存じの通り、稲庭うどんは日本三大うどんのひとつ。
秋田県の名産品です。
店内は秋田をイメージした素朴な感じで、
座席はカウンターの6席のみ。
しかも、メニューはこだわりで「稲庭うどん」だけしかありません。
店主は口数が少ない初老の男性で、
東北人らしく「いらっしゃい」とはにかみながら言うと、
私のことを暖かい笑顔で出迎えてくれました。
早速、注文すると、10分ほどで稲庭うどんが出てきました。
口にすると、するすると喉越しの良い麺に、
薄味でありながら奥が深いスープが絡みあい、なかなかのお味です。
「美味しいですね」
「どうも」
「麺がとっても美味しいですよ」
「秋田でも、なかなか手に入らない麺でね」
「まさに伝統の味ですね」
「誰かがこの味を守ってやらなくちゃいけないんですよ」
(店主、目を細める)
「ちなみに、ご主人はやっぱり秋田ご出身なんですか?」
「いえ、兵庫です」
「・・・」
「秋田の人とよく間違えられるんですけどね」
そりゃ間違えられるわぁ!
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