明晰夢を見た

いつものように3時ごろ就寝。明日も7時に起きなくては…。

と、相変わらずの不眠症により…もうどのくらい経つのかな？
5週間まではなんとなくカウントしていたけど、既に日常となってしまったため、あんまり気にしなくなった今日この頃。…まあ、眠いけどね。日中の暑さも手伝って体中痺れてるし、ここ最近の大イベントで集中力も大激減。俺も好きだな。…とか、自分にフッ…と呆れたり。

まあ、自分の付き合いは自分が良く知る訳で、なんだろうね、少しでも仲良くなった人があらぬ被害を受けるのは我慢できないタチらしい。自分でもびっくりの行動方針。上司を使い、サークルを潜伏させ、それぞれが同じ名前を連呼するクレームの波状攻撃。…で、一応はトドメの俺の長文攻撃。シナリオより精密に書き表し、俺の見たままの感想をドコドコ書きなぐる。今回は我ながら燃え上がり過ぎたようだ。それと同時に、こんな事も初めてだな、なんて思っている。

稚拙なバカ上司。昭和時代の番長じゃないんだから、もうちっと大人になってもいいんでは？　なんてつくづく思うが、性格は病気かな。死ぬまで治らないんだろうな。
好きなら好きとはっきり言えばいい。変にカッコつけて奥手なモンだから相手の気が狂う。それが3人。いい迷惑なんて表現じゃ済まされない。女のケツ追いに会社に来てる。バカそのものだ。

それにしても、今回の件は本社がいきなり動く事になったとか。おそらく即座の行動はあのコ向け。情報をまとめてくるだろうから、時間は掛かるかもな。あのコも遠慮しないでガンガン言えるといいんだけど。安易な優しさはその後を左右する。一応は知った性格。心配だな。
あ〜あ、あり得ない話と知っているけど、いつかあのコからＳＭＳで『元気になりました』とかあれば、今回の件はすべて完了。俺も救われるって話だ。
でもね、先にも述べたとおり、強引な方法であのコの鬱を俺に向けんだから、死ぬまで無いんだろうなぁ。引きずって引きずって…。それもまあ、俺としては慣れっこか。どうして自分が恨まれ役を買って出るかは未だに不明。でも、そうしてでも助けたい素直なコなんだよね。『チャーム』ってヤツかな？　あの『瞳』にやられたな。13年前とほとんど一緒だ。俺はダメな奴だね。

取り敢えず早く円満解決…とは行かないんだろうけど、終焉を迎えたいもんだ。うんうん。
まあ、その前に仇討つ意味合いで加害者3+1人はとことん追い詰めるつもりだけどね。
とはいっても、もう歳が歳。無茶できないので平和的解決かな。一生立ち直れないようなトラウマ付きの。散々人々を路頭に迷わしたせめてもの償いをしてもらおう。


なんか話がいきなり逸れた。
昨日は変な夢を見た。『明晰夢』というヤツ。
あれ、本当に夢の中の自分が『夢』って理解しているのね。なんか感動した。
探索（？）した夢の内部はあいにくダークな雰囲気だったけど、なんだかの施設から迷路じみた空間を越え、どう進めば近道なのか…みたいな事を考えつつ右往左往。何故かお供にはアカペコが居たりして（もう一人いたけど姿が見えなかった）。

夢と理解しながら進んで行くので、行動はやや大胆。夢のパワー？　で大きなブロックのような障害物を持ち上げ、投げてどかし、時には壊し、そんな感じで進んでいたっけな。

…で、一回『トイレ』とか思って目を覚ます。今日みたいな夢が過去から見れていたなら、きっと俺は遅刻という言葉に無縁になって、今みたいなダサイ人生を歩んでいないんだろうなぁ。自殺願望も芽生えなかったろうし。
そんなほんわか気分でしーこっこ。
気分転換にたばこを吸って、時計を見ればまだ5時前。なんだ、全然寝てないじゃん。
とか考えて、また夢の世界へ。『明晰夢』の興奮さめやまぬ、時間を空けた二度寝だ。

自分としては、ビックリするほどすぐに眠りに落ちた。普通ならグダグダして結局眠れない…、なんて事もままあるのに…。素晴らしい睡眠意欲だ。
…で、「あ、さっきの続きだ！」って感じた。
そう、またも明晰夢。しかも、『トイレ』と思って起きる直前からの再スタートだ。レジューム機能付きとはなかなかやるな、俺。
『夢』と理解しながらの再行動。これまでに見た夢とは比較にならない面白さがある。…だって、自分でも分からないフィールドを自由に歩けるなんて生まれて初めての事だ。
アカペコはまだ居た。俺の陰に隠れ、前に立ち、そんなのを繰り返して向こうから覗く何物かを牽制している感じだ。
でも、その相手が何者かがさっぱり分からない。
…ので、いったん停止。もう一度起きようとか考えて目を覚ます。

現実の世界に戻り、なんで起きようとしたのかなぁ？　…と、少々後悔。
でも、起きてしまったのだから仕方がない。とばかりにまだ6時前だったので三度目の夢突入…。

キタッ！　まただ！　また同じ状況だ。今度こそ起きてしまわないように夢の中の俺が自分に言い聞かせつつ、未だ誰か分からない『覗き見る者』を凝視する。…が、やはり判らず。

結局時間切れ。目覚ましが鳴って、仕事の時間。
6時50分に家を出る毎日だが、やや遅れの7時3分出発。

なんか初めて見た夢に興奮が冷めず、そんな理由からか妙にすっきりした朝の通勤。

…で、仕事中の9時。昨日の雷雨が残した湿気も凄いが、熱気が異常で頭がくらくらする。
でも、いつもなら耐えられないような熱気でもないので、なんかおかしいなぁ…。とか考えながら作業していた訳だが、そのうちピンと来た。
この頭くらくら感、不眠症の影響で10分とか20分とかしか寝ていない時に凄く似ている…。

明晰夢…。もしかして夢の中の行動が可能な分、十分に休めないのかも知れない。だって、常に何かを考える覚醒時と変わりがなく、夢の中でも神経を使い続けている事になるでしょ？　とすれば、出勤日に見るべきではない夢なのかもしれないね。…狙って見る訳じゃないんだろうけどさ。


ちなみに、俺は過去に明晰夢を見たと思っていたが、アレは勘違いだったな。
何年前だっけかな？
足の先からぶるぶる震え出して、胸に向けてくる激しい痙攣。
寝ていながら、
『あ…やばいなぁ。…この震えが胸の位置（心臓）に来たら、多分俺死んじゃうなぁ…』
なんて考えていたけど、あれは起きていながら自分じゃどうにも動く事が出来ないくらいに体力が落ちていただけなんだね。今回の明晰夢とはまるで違う事を知ったな。
『突然死』とか『心臓発作』っていうのが、あの痙攣の後に続くものだったんだね。
救急車騒ぎをキャンセルして、自力で病院に行って凄く怒られて、ＭＲＩやらＣＴスキャンやら脳波やら…大変だったなぁ。
そういや当時、ﾕｯﾁｬﾝが事務管理だったんだよなぁ。俺の名前を見つけたらしく、心配してたっけなぁ。その後、なんにも連絡してないや。
元気なのかなぁ？


Ｐ：終焉の花束

『終わり』っていつ来るか分からないよね
『始まり』と同じように分からないものだ

今日はね、何も考えられない日なんだ
ぽっかりと穴が空いちゃった気分でね

事が始まると無意味に燃える自分が居る
事が終ると無意味に虚無感を覚える自分が居る

続きがどうでもよくなって
全てを投げやりにする自分が居て
そんな自分を考えて
とてもさみしい


いろいろな場面を歩いてきた
いろいろな人に出逢ってきた

誰とも仲良く話す事が出来た
それなりに深い考えを共有する事が出来た

そんなみんなの全てを断ち切った
そして孤独の自分が今も居る

先なんかどうでも良くて
過去の光ばかりを眺めている
そう、今だって
自分に正直になりたい


明晰夢を初めて見た
現実じゃない現実の世界を歩いてきた

あんな世界でみんなに会いたい
あの人とあの人とあの人と…

現実世界じゃ出来ない現実
夢の中だから無限の可能性がある

はにかみの笑顔でみんなを眺めていたい
出逢った全てのみんなを眺めていたい
小脇に終焉の花束を抱え
そっとみんなに歩み寄りたい

大好きな人…
大切な人…
永遠の世界で