最後の洗車と後のこと。

我が家のインテグラTYPE-Rも、来週で引き渡そうと準備をするこの頃。

かねてからの傷み具合と車検もあって
どうするかといったところ、下取り価格が驚く金額だったので
今しかないだろう…と、売ることにしている。
すでに印鑑証明は準備してあるので
あとは車側の問題。

ということで、今日、最後の洗車。
どこかへ散歩しようかと思ったが
もうタイヤもないし、雨が降ったらつるっつる滑るし
ここで事故にでもあったら下取り価格の影響は免れない。
そこで最後の洗車ということで
コーティングしてあるボディながら
ホントは必要ないし、してくれるなと保証書に書いてあるけれど
最後の愛情を注ぐためにワックスも書けた。



洗車の前にお神酒を上げたよ。
前回もやったけど、今回は本当に最後。
１７年の感謝と何回か突っ込まれた中守ってくれたことに感謝して。

思えば走行距離も長かったのに
自分から突っ込むことはなく
当てられ、当て逃げされ、それでも屈強なシャシーで助かった。

いろいろ傷んでいる我が家のインテだけれど
ボディそのものも



リアハッチを開けた部分、ボディのサイドパネルと屋根の接合部分。
ここ、クラックが入ってきてるんです。
開口部が閉断面の最近の車と違い
２０００年くらいの車はまだまだ作りが今一つの部分。
しかし１７年走り切ってもこのくらいの痛みで済んだので
諦める理由の一つとなって踏ん切りもつく…。
ここが痛み過ぎると雨水が漏るんです。

また



この部分も錆が。。。
ハッチそのものですが
この部分が低い部分なんで雨水の影響などで
錆が発生してくるんでしょう。。。。

もう少し行くと穴が開くんでしょう。。。。

ボディは結構、来始めていますね、寿命の足音が。。。

それに代わり未だに絶好調なのが
K20Aエンジン。



シャシダイにでも乗せればそれなりにパワーは落ちているんでしょうが
それでもレブリミットまで一気に回るフィーリングに
変化はほぼなし！！

マフラーの出口も全く汚れていない、超当たりのエンジンです。

後ろ髪惹かれる思いですが。。。。
今が売りごろ、最後のチャンス。
諦めて手放します。


さて、その後です。

車はしばらくヴェゼルがあるし、一台でもいいかな、と思っていたんですが
やはり物足りないし、いろいろ不安な面もある。

みんなミニバンにしろSUVにしろ、よくあんなスピードで飛ばすよな、と思うほど
ヴェゼルもまた、上屋が重くてロールするんです。。。
インテはロール皆無（一般道では）なんで
慣れてしまうとヴェゼルは結構おっかないところもあるんですよね。
これは重心の問題もありますし。。。

自分としては、バイクを辞めましたから
ビッグバイクを買う分とインテの代役を考えて
シビックＲも候補に入れたいところですが
あんな２０インチのタイヤなんて維持できませんし
もうちょっとコンパクトで、後輪駆動がいいなと。。。

車格から言えば
マツダ・ロードスターが筆頭候補でしょう。
また中古車ならメルセデスＳＬＫやＢＭＷ・Ｚ４になってくるところです。

が・・・自動車税、高いです。。。

今年二台で１０万近く（！！）はらってしまって
ホントに無駄ではないかとよくよく考えましたが
やはりもう一台は軽自動車で。。。。
部品もタイヤも安いしね！！

軽自動車一台では物足りないんですが
ヴェゼルがありますし
そう思うとやんちゃな車で良いのかな、とも・・・。

そこでＳ660やコペンがその役回りになるんですが・・・
ちょっと恥ずかしいなぁ（＾＾;）。

N-BOXは良いんですけど。。。

面白いのかなぁ、あの車は。。。
安全だし便利だし燃費もいい車だけど
何か違うなぁと思ってまして。。。。

ピン！と来ないんですな。。。

Ｓ660はそれこそモーターショーで見た車ですし
不思議とモーターショーで見た車は縁があったりするので
ＮＳＲにしてもまさか「値札８０万円」の
250ｃｃバイクを買うとは思ってませんでしたし
ヴェゼルもモーターショー初お披露目で見た車を
まさか数年後買うとは思ってませんでした。

Ｓ660も、それを目当てにモーターショーに行きました。







この時も「まぁ、縁があったら・・・」とか思ってましたが
今日という日に、それを「どうしようか・・・」と悩むとは思ってませんでした。

ただ、どの車、ロードスターからＳ660まで考えても
インテグラTYPE-RのＫ20Aエンジンのようなものは
もう二度と出会うことはないと思うんで
あの官能的なエンジンや車に変わるものは存在しないってことになるんですね。。。

ところで、最近の車を見ていると
全然違う方向に面白くなってきています。

昔あった「ナイトライダー」に出てくるスーパーカー、ナイト2000が
もう家庭の車で再現しつつあるこの頃
全社一斉に研究されている自動運転も
しゃべる車も、もうそこまで。

トヨタのカローラ・スポーツやＮＥＷクラウンがそのおしゃべりに対応。
原理はＡＩスピーカーだから、ナイト2000のKITTのようなことには
ナカナカならないと思いますが、でも、近い。

後はジャンプするだけですかね。。。
（でも、空飛ぶ車は開発中）

走る・曲がる・停まるを楽しむ車から
生活の相棒になりつつあり
それはそれで面白そう。

日産リーフは家の蓄電池になるシステムを住宅メーカーと共同開発ですし
温暖化にはこの手が一番手っ取り早い。
間もなく出てくるという大容量バッテリー搭載型リーフが
どう走っても「４００キロ」走破できるのなら
一気に数が増えそうな気がしますし。

そんな社会になりつつある今
どのような車を買えば楽しく、クレバーなんでしょうか。

それを考えつつ、インテのスモールランプのLEDを
ノーマルのT１０(電球)に戻した。

思案の時は、次の次元に移るのだけれども
インテを手放すことが自分と車の向き合い方を考え直す機会になったのも
また時の流れの問題か。