当時高校生で、丸ノ内線を使用してました。

地下鉄サリン事件当時、私は高校生で通学で丸ノ内線を使用してました。
この日終業式。私が通っていた高校には中学校もあり、同日は妹の中学の編入試験日でもありました。
事件当日も、いつもの様に電車に乗り込みました。
受験する妹と付き添いの母親は、私よりも少し後に電車に乗りました。

何事も無く学校に到着し、終業式を終えて「さぁ帰るぞ」という時に、「電車の事故があり、丸ノ内線が動いていないので、暫く学校で待機をする様に」との事。
学校最寄駅から連絡があったみたいです。
みんなで口々に「早く帰りたいのに！」なんて言いながら、電車が動くのを待っていました。
程なくして、「駅から連絡があり、運転を再開したので帰ってよし」と言われ、ようやく帰宅出来ました。

自身は千葉県在住で、学校最寄駅駅から東京駅までを丸ノ内線に乗っていたのですが、途中の霞ヶ関駅を通過してました。
その時は「何故だろう」と思いつつも、帰宅しました。
既に帰宅していた妹と母親が、テレビにかぶりつく様にニュースを観ていました。
何事かと思いつつ「ただいまぁ」と声を掛けたら、「ちょっと！大変な事になってるの！」と母親。
そこで、後の地下鉄サリン事件の事を知る事になりました。

我が家では、幸いにも事件が起きた電車に乗り合わせなかったのですが、場合によっては自分自身も被害に遭っていたのではないかと思うと、とても怖く感じます。
不幸にも事件に巻き込まれてしまった多くの方にとっては、忘れるにも忘れられない事件でしょう。
当時フランス人の知人より手紙で「panic of sarin の事をパリのニュースでもやってました」と言われました。
世界的にも類のない事件だと思います。

宗教の自由はありますが、人々を陥れる物は「宗教」を隠れ蓑にした「活動家」だと思います。


■オウム松本死刑囚の刑執行＝元幹部６人も、教団事件で初−地下鉄サリンから２３年
(時事通信社 - 07月06日 09:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5187685