嫌がらせバルーンの雑感

ロンドン市長、巨大バルーン「トランプ・ベイビー」の飛行容認
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5188331

ここに至るまでの流れを書くと、

・トランプ大統領、就任直後に一部イスラム国家からのアメリカ入国を禁止
・イスラム教徒であるカーン市長、入国禁止政策を激しく非難
・ロンドンでテロ。市長、市民に「心配しなくても良い」とツイート
・大統領、「多数の死傷者が出たのに　心配しなくても良いとは無責任」と揚げ足取り
・ブチ切れた市長、事あるごとに「トランプをイギリスに招待するな」と主張
・諸処の事情から先送りが続いていたトランプ大統領の訪英が決定。
・市長、トランプ訪問時に　市民による嫌がらせバルーンの飛行を容認←今ここ

まぁいくらムカついていたからと言って、市民が犠牲になったテロをダシにして、市長に意趣返しをしたトランプ大統領は大概ロクでなしだろう。

しかし、いくらムカついているからと言って、まがりなりにも国賓である大統領を侮辱するようなバルーンを飛ばすというのは、ホストとして決して行儀がいい話ではないだろうし、警備と関係ない飛行物を容認するというのは、セキュリティ上でも良い話ではないだろう。意趣返しのために良識をぶん投げてしまっているあたり、カーン市長だって大概アレだよなと。カンガルーのボクシング。